ブレグマン流出のレッドソックス、ビシェット獲得を狙う

有望株マイヤーはレギュラー奪取に意欲を示す

1:30 AM UTC

レッドソックスはフリーエージェント(FA)となったアレックス・ブレグマンとの再契約を熱望し、「積極的なオファー」を提示したと報じられていた。しかし、ブレグマンはカブス移籍を選択。カブスが5年1億7500万ドル(約262億5000万円)でブレグマンを射止めたのに対し、レッドソックスの提示条件は5年1億6500万ドル(約247億5000万円)だったようだ。ブレグマン引き留めに失敗したレッドソックスの内野には今、大きな穴が開いている。

現有戦力で穴埋めをするのであれば、有望株マルセロ・マイヤーを三塁のレギュラーに抜擢するという方法がある。2021年ドラフト全体4位指名のマイヤーは昨季メジャーデビューを果たし、44試合に出場。マイヤー自身は「ロースターの状況に応じて、二塁と三塁のどちらでも、精神的にも肉体的にもプレーする準備はできている」とレギュラー奪取への意欲を見せている。

マイヤーを正三塁手として起用する場合、今度は二塁が手薄になる。その解決策として浮上するのがFA市場に残ったままの強打の内野手、ボー・ビシェットを獲得することだ。

レッドソックスはビシェット争奪戦に加わっているチームの1つであることが明らかになっている。ヤンキースも参戦し、フィリーズは近日中に面談を実施する予定だ。ブルージェイズと再契約を結ぶ可能性も完全には消滅しておらず、ドジャースも関心を示すなど、複数のチームによる争奪戦が繰り広げられている。

そんな中、ジ・アスレチックのジェン・マカフリー記者は、ブレグマンとの再契約に失敗したレッドソックスにとって、ビシェットが「FA市場で最優先の補強ターゲットになる可能性が高い」と伝え、ブレグマンに代わる強打の内野手の確保に全力を注ぐ可能性を示唆した。

FA市場で内野手の補強を目指すのであれば、昨季49本塁打の三塁手エウヘニオ・スアレスを獲得するという選択肢も残されている。また、トレードでアストロズの三塁手イサーク・パレイデスを狙う方法もある。マイヤーを三塁手として起用する前提で二塁手の獲得を目指すなら、ブレンダン・ドノバン(カージナルス)やニコ・ホーナー(カブス)も選択肢となるだろう。

昨季途中に主砲ラファエル・デバースを放出したことも含め、ブレグマンとの再契約に失敗したことがレッドソックスにとって、大きな痛手となったことは間違いない。そのダメージを最小限にとどめるためにも、ブレグマンの後釜として誰を獲得するのか注目される。