アレックス・ブレグマンはレッドソックスに加入した今季、フィールド上で活躍しただけでなく、クラブハウスでも影響力を発揮した。打撃力、守備力、リーダーシップを兼ね備えるブレグマンをレッドソックスは引き留めたいと考えているはずだが、来年3月で32歳。フリーエージェント(FA)市場において、レッドソックスがブレグマンの希望通りの長期契約を与えるかどうかは分からない。
もしブレグマンが他球団と契約した場合、レッドソックスは素早くピート・アロンソ獲得へ方向転換する可能性がある。MLBネットワークのジョン・ポール・モロシは17日(日本時間18日)、レッドソックスはブレグマンと再契約するか、あるいはポーラーベアー(アロンソの愛称)獲得に向けて「本気を出すだろう」と予想した。
「レッドソックスは、ピート・アロンソをメッツから引き抜く最有力候補であると私は考えている。もしアレックス・ブレグマンと再契約しない場合、アロンソがレッドソックスへ移籍するのは現実的な話だと思う」
MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、メッツはアロンソとの再契約に向けた交渉を最近スタートさせたという。しかし、右打ちのスラッガーは、左翼に巨大フェンスの「グリーンモンスター」がそびえ立つフェンウェイパークに完璧にフィットするだろう。レッドソックスの一塁手は今季、長打率.386に終わった。アロンソは今季.524をマークし、通算でも.516を記録している。