【ジャイアンツ4x-3カブス】サンフランシスコ/オラクルパーク、8月28日(日本時間29日)
3-3の同点で迎えた九回、1死一、二塁でイ・ジョンフ(李政厚)がカブス3番手の右腕パレンシアの真ん中スライダーを右翼前に弾き返すと、代走のコスが二塁から生還し、ジャイアンツがサヨナラ勝利を飾った。
メジャー初のサヨナラ安打を打ったイ・ジョンフ(李政厚)は、両腕を広げて一直線に自分へ突進してくるウィリー・アダメスを目にすると、慌てて反対方向に逃げようとしたが、アダメスの勢いは止まらない。追いつかれるとユニホームをつかまれ、必死に引っ張られた。
「ユニホームを脱がせようとしたけれど、もう少しだったね」とアダメスは満面の笑みを浮かべて語った。
鬼ごっこのように逃げ出したイ・ジョンフ(李政厚)は「自分はいつもサヨナラ打を打った選手を追いかけたり、もみくちゃにしてきた。今回初めて追いかけられる立場で、チームメイトは皆、巨漢だし、何か『仕返し』をされたらどうしようと思って必死で逃げた」と通訳のジャスティン・ハンを介して、笑いながら話した。
カブスが初回に先制した後、ジャイアンツの8年目ベテラン、マニー・アダメスが即座に反撃。カブス先発の今永昇太の初球の速球を捉え、417フィート弾の2ラン本塁打でジャイアンツを逆転に導いた。
さらにアダメスは六回にも高めの速球を捉えて左中間へ同点2ランを放つと、九回のイ・ジョンフ(李政厚)のサヨナラ安打で、ジャイアンツはカブスとの3連戦をスイープで締めくくった。ジャイアンツにとってこれが今季10度目のサヨナラ勝ちで、レッドソックス、ブルワーズに並び、メジャー最多タイに並んだ。