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サンフランシスコ・ジャイアンツのウィルマー・フローレスが、1試合3本塁打、8打点とキャリア最高のパフォーマンスでチームを勝利に導いた。
まず三回、アスレチックス先発シアーズからキャリア7本目となるグランドスラム(キャリア7本目)でチームに先制点をもたらすと、続く六回には3番手オタニェスから試合を決める3ラン本塁打を放つ。勢いは止まらず八回にはアスレチックス5番手マルドナドから10号ソロを放ち、自身初の本塁打3本を達成した。
ジャイアンツで1試合3本塁打を放ったのは、2022年のジョック・ピーダーソン以来、シーズン序盤45試合で40打点以上を記録したのは、2001年のバリー・ボンズ以来という快挙。この試合でフローレスは、ジャイアンツの最初の8得点すべてを叩き出し、打点を41に伸ばしてリーグ首位のアーロン・ジャッジに並んだ。
フローレスは今シーズン44試合に出場し、打率.266、OPS.786、チーム最多の10本塁打をマークしているが、得点圏で打率.395(43打数17安打)と5本塁打と相手チームにとっては嫌な存在だ。
外野手のヤストレムスキーは、「この13年間、あらゆる困難に直面してきた選手。成功よりも失敗の方が多かったかもしれない。でも失敗から学び、重要な場面で結果を出せる選手になった」と称賛した。
またこの試合では、先発のローガン・ウェブも八回1失点で防御率を2.42に下げ、チームの勝利に大きく貢献した。