日米野球の150年の歴史を紡ぐ展示が開催

イチローの日本人初の野球殿堂入りに合わせて初開催

July 21st, 2025

日本とアメリカの間で行われてきた野球を通じた文化交流が、この夏、アメリカ野球殿堂博物館で開催される新たな展示によって称えられる。

それが「Yakyu | Baseball: The Transpacific Exchange of the Game(野球とベースボール:太平洋を越えた日米の野球交流)」だ。瞬く間に日本で最も人気のあるスポーツになった野球にまつわる、日米の150年以上の交流の歴史を示す品々や物語が展示される。

この展示は、総資産335億ドル超の世界的な資産運用会社、グッゲンハイム・パートナーズの協賛により実現した。また、歴史的な経営者ウォルター・オマリーの息子であり、元ロサンゼルス・ドジャースオーナーのピーター・オマリーも支援している。

展示は新設された「グッゲンハイム・ギャラリー」で行われる。

展示が開かれる今年、2025年はイチローが日本人選手として、初めてアメリカで野球殿堂入りする。

野茂英雄から大谷翔平まで、過去と現在の日本人メジャーリーガーを中心に、野球を通じて二つの国が築いてきた歴史が語られる。野茂英雄の展示には、マンガ風のグラフィックや、記録的なキャリアを紹介する映像に加え、来館者がブロンズ製のボールを使って同じ握り方を試すことができる体験型コーナーが含まれている。

イチローの展示では、2025年の野球殿堂入りを記念した実物大のフィギュアと共に、キャリアのハイライト映像が投影される。大谷翔平のセクションでは、エンゼルス、ドジャース、そして日本代表とそれぞれの時代を描いた、視点によって見え方が変わるレンチキュラー画像と、彼のキャリアをたどる過去のソーシャルメディアの投稿が展示されている。

展示はミュージアム3階の約167平方メートル(約50坪)にわたり4つのテーマを軸に構成されている。

  1. 1900年代初頭の早稲田大学、慶應義塾大学の遠征など、日本のチームによるアメリカ訪問
  2. 1907年の初遠征や1934年のベーブ・ルースを含む遠征など、アメリカのチームによる日本訪問
  3. 読売ジャイアンツなどでプレーしたウォーリー与那嶺、レロン&レオン・リー兄弟、6シーズン阪神タイガースに所属したマット・マートンなど、アメリカ出身選手の日本での活躍
  4. 銭村健一郎、村上雅則、野茂英雄、そして次世代のスター選手ら、日本出身選手のアメリカでの挑戦

王貞治や沢村栄治といった日本のレジェンドから、アメリカの親善大使で読売ジャイアンツの名付け親としても知られるフランク・オドール、そして現代を代表するスーパースターである大谷翔平や佐々木朗希まで、野球を愛する両国の交流は、数えきれないほどの友情を育み、平和と対立の時代において両国を結びつけてきた。

今回の展示では、そうした150年にわたる物語が鮮やかに蘇り、両国を結び続けてきた「野球とベースボール」の力にあらためて触れることができるだろう。新たな発見と感動に出会えるこの展示は、まさに日米野球の「これまで」と「これから」を見つめる貴重な機会となりそうだ。

本展示に関する詳細は、baseballhall.org/jp/yakyuをご覧ください。

クーパーズタウンへの訪問については、公式の旅行パートナーである「Sports Travel and Tours」のサイトをご参照ください。