【ヤンキース8−3ツインズ】ミネソタ/ターゲットフィールド 9月14日(日本時間15日)
雨が降り続く夜は、ヤンキースにとって節目の一日となった。
ヤンキースは敵地でツインズに8-3で逆転勝ち。ブルージェイズがタイガースに5-6で敗れたことで、試合前には2026年のア・リーグのポストシーズン進出が決まっていた。これで3年連続の進出。アーロン・ブーン監督にとっては、就任9年目で8度目のポストシーズンとなった。
「毎年、いろいろなことを乗り越えている気がするけど、今年はケガ人も多く、逆境もたくさんあった。それでもチームが一つになったことを評価したい。浮き沈みがある中でも、選手たちは結束して戦ってきた。シーズンを通して、粘り強さも身につけたと思う」とブーン監督は選手たちを称えた。
ジャッジの一発は、右肋骨骨折で約3カ月離脱していたヤンキースにとって、主砲の存在の大きさを改めて感じさせた。ここからの戦いでも、復帰した主砲がチームに与える影響は大きい。
新人のスペンサー・ジョーンズはジャッジを「自然の力のような存在」と表現し、「多くの場面で、彼は避けて通れない存在。ここからの戦いが楽しみ」と語った。
試合後、歓喜に沸くクラブハウスで、ジャッジは今季を振り返った。
「みんなを誇りに思う。若い選手たちが成長し、チームの足りない部分を埋めてくれたことも誇りに思っている」
ジョーンズについては、昇格するたびに少しずつ成長してきた姿を称賛。先発投手陣の奮闘や、21歳で遊撃を任されたジョージ・ロンバードJr.がすぐにチームに溶け込んだことにも触れ、「本当にみんなを誇りに思う」と語った。
ここからは、レイズ(90勝59敗)を追う戦いに焦点が移る。ヤンキースは87勝63敗で、残り2週間を切った時点で3.5ゲーム差。9月22日からのヤンキースタジアムでのレイズとの4連戦はア・リーグ東地区の行方を左右する重要なシリーズとなる。ワイルドカードでの進出だけで満足している選手は、誰一人いない。
「ベストな状態なら、僕たちは止められないと思う。本当にいいチームだし、もっと上を目指せる。ポストシーズン進出はあくまで最低ライン。ここからさらに前へ進んで、上を目指していきたい」と先発右腕ウィル・ウォーレンは語った。
10月に最も対戦したくないチームはヤンキースか、と問われると、ウォーレンはロッカールームの向かいにいるジャッジを見て、満面の笑みを浮かべた。
「もちろん。アーロン・ジャッジが戻ってきたんだ。みんな、僕たちとは対戦したくないと思う。これまで大舞台を経験してきたベテランもいる。ここから大きなことを成し遂げたい」