ブーン監督が打撃練習に飛び入り参加 “熱血指導”にカバイェロがバントで応える

5:25 AM UTC

レンジャーズ4−7ヤンキース】ニューヨーク/ヤンキースタジアム 5月5日(日本時間6日)

レンジャーズとのシリーズ初戦前、ヤンキースのアーロン・ブーン監督が、試合前の打撃練習に異例の参加をした。

ホセ・カバイェロのバットを借りてスイングし、リラックスした雰囲気で選手たちとコミュニケーションを取りながら汗を流した。柵越えこそならなかったものの、バントではさすがの技術を披露。三塁線に器用に転がすと、満足そうな表情も見せた。

指揮官の飛び入り参加は珍しく、特別な打撃指導の一環かと思われたが、ホセ・カバイェロは「打っていたのが少人数だったので、疲れないように途中から入ってくれた」と説明。あくまでチーム練習の流れの中での“助っ人”だったという。

5月1日からは13連戦とタフな日程が続くこともあり、この日の打撃練習は少人数で実施。通常は3人ほどで交互にケージに入るが、1人足りなかったため、ブーン監督がバットを握ることになったようだ。

そのカバイェロが、試合でも存在感を発揮した。1点リードで迎えた七回1死一塁の第3打席、三塁線へ絶妙なセーフティバントを決めて好機を拡大。2死から主砲のアーロン・ジャッジが敬遠で歩かされ満塁となると、3番のコディ・ベリンジャーがライトへ2点タイムリーを放ち、カバイェロも生還した。

「バントでヒットを打つことはあまりないから、監督とはそのことでよく冗談を言っているんだ。でも試合で決まって、みんなすごく盛り上がったよ」とカバイェロは笑顔を見せ、指揮官も「いいバントだった」と称えた。

指揮官自らがバットを握って手本を示し、選手は試合で結果で応える。そうした小さな積み重ねが、チームの勝利につながっている。

なお、カバイェロがバントヒットの際に使用したバットは、打撃練習で指揮官が使っていたものとは別のものだった。