山本由伸、後半戦のテーマは安定感

オールスターゲームの登板なし

July 15th, 2025

【オールスターゲーム・公式会見】アトランタ/トゥルーイスト・パーク、7月14日(日本時間15日)

ドジャースの山本由伸(26)はMLB機構の推薦で初選出されたオールスターゲームの公式会見に出席。前半戦最終戦となった13日(同14日)のジャイアンツ戦(サンフランシスコ)に登板したため、オールスターゲームでの登板はなし。会見では、後半戦のテーマに「安定」を挙げた。

「前半戦は悪い登板の試合も目立った。そこをなくして安定した調子で、高いところでいい調子でやっていきたい。本当に毎試合ベストパフォーマンスを出せるような、そこを目指していきたい」

6月以降、5イニングを投げきれない登板が3度あったことなどを反省点に挙げた。ケガで離脱することなく19度の先発をこなし、8勝7敗で防御率2.59は決して悪い成績ではない。昨季は6月中旬から右上腕を痛め、約3カ月間、チームを離れた。「IL(負傷者リスト)に入ってたので、家で見ていました」。1年後、スターの中で時間を過ごしている。

スネルやグラスノーらが負傷離脱する中でエースの役割を求められる重責を担った。地区優勝争い、そしてワールドシリーズの連覇を目指す後半戦。好不調の波を少なく、完走することを目標に設定している。

「私生活の面で言うと、やっぱり食事だったり睡眠だったり、本当に生活の基本的なところがすごい大切だと思います。練習のメニューではキャッチボールはすごく大切。どちらもやっぱり基本的な部分をいかに丁寧に、より上質にできるかっていうのがすごい大切」

登板予定のないオールスター期間は、軽めに調整をしつつ、心身を休める。後半戦から再加速し、ドジャースの投手陣を支えるミッションが待っている。