【ブルワーズ1-5ドジャース】ミルウォーキー/アメリカンファミリーフィールド、10月14日(日本時間15日)
ナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS=7回戦制)の第2戦は、山本由伸(27)の好投でドジャースが連勝した。山本は9回1失点の好投で自身初の完投勝利。打線もブルワーズ先発のフレディー・ペラルタを攻略し、2勝0敗とした。
初回、山本は初球のフォーシームをとらえられ、1番チューリオに先制弾を被弾。
幸先悪い立ち上がりとなったが、それ以降は本来の投球を取り戻した。二回は先頭をエラーで出塁させたものの、後続を断って無失点。三、四回は2死から安打を許したものの、失点にはつなげなかった。
打線も山本を援護した。二回、テオスカー・ヘルナンデスが同点弾を放ち、さらにアンディ・パヘスのタイムリー二塁打で逆転。六回にはペラルタからマックス・マンシーがとどめの一発を放ち、リードを広げた。攻勢は止まらず、七回には不調の大谷翔平(31)にも20打席ぶりのヒットとなるタイムリーが生まれた。さらに八回にも5点目を追加した。
山本は好投を続け、九回もマウンドへ。九回もブルワーズ打線のクリーンアップを3人で抑え、見事にMLB移籍後では初の完投勝利を挙げた。9回で111球を投げ、3安打1失点、7三振、1四球とブルワーズ打線を圧倒。コンタクト力の高いブルワーズ打線を打たせて取り、15個のゴロアウトを量産した。