【一問一答】山本由伸、7回1安打無失点

勝利投手ならずもチームのサヨナラ勝ちに貢献

May 21st, 2025

ドジャースの山本由伸(26)はダイヤモンドバックス戦で10度目の先発に臨み、メジャー移籍後最多となる110球を投げ、7回1安打無失点の好投。自身の6勝目(5勝3敗)はならなかったが、チームは延長十回にサヨナラ勝利し、連敗を4で止めた。防御率1.86はメッツ・千賀滉大(32)の1.43に次ぐナ・リーグ2位に浮上した。試合後、日米のメディアに対する会見での主な一問一答は以下より。

――サヨナラ勝ちした

「逆転されましたけど、最後まで打線がつながって、なんとか全員で勝てたのですごくいい試合だったと思います」

――7回無失点の好投。カーブが重要だった

「カーブだったりカットボールだったり(捕手の)ウィル(・スミス)がなんとか考えてうまく配球してくれたので、とにかくリードを信じて投げていきました」

――六回終了までノーヒット。ノーヒットノーランを考えたか

「やっぱり9イニング(を投げ切るまで)はすごく遠い。130球くらい投げられたら別ですけど。球数もまあまあ、いっていたので、とにかく目の前のバッターに集中して投げていました」

――打線が苦しかった。自分の投球にいつもより責任感じたか

「相手ピッチャーもすごくいいピッチングをしていたので、とにかく先頭を出さないとか、先制点につながらないように毎イニング気を引き締めてしっかり投げていきました」

――7回、100球以上投げたことについて

「とにかくきょうの勝利に貢献できたことがすごくうれしいと思いますし、チームの勝ちにつながるピッチングを毎試合できたらと思います」

――100球を超えてから四球、三振。あの場面監督からは任せた、などいわれたか

「何も特に言われていないですけど、フォアボールを出した後、監督の方を見たら(投手交代を告げるために)出てきていなかった。もちろん自分も(あと1アウト)いく気でいましたし、最後のバッターに向かって思い切り向かっていけたかなと思います」

――七回2死で空振り三振奪った時の心境

「カットボールのサインだったんですけど、ちょっと狙いよりは真ん中よりにいきましたけど、しっかりウィルのキャッチャーミットを目がけて思い切り投げられたので、いい結果になってよかったです」

――試合前に監督が「うちのエース」と。連敗中の先発、エースとしての自覚

「そう監督に言っていただけるのはすごくうれしいですし、そういった期待に応えられるような活躍をしていけたらいいなと思います」

――前回対戦(5月8日、5回6安打5失点)では打たれた相手に意識の切り替えは

「しっかり調整ができたし、たくさん練習もしたので、あまり悪いイメージを持つことなくきょうの試合に挑めたかなと思います」

――チームがここ5試合、初回に失点していた

「僕も立ち上がりはうまくいかないことがすごく多いので、チームが(5試合連続で初回に失点していた)というのは関係ないですけど、いつも立ち上がりは基本としてすごく大事だと思っているので、きょうはうまくいってよかったです」

――ヨシコールは聞こえたか

「歓声はたくさん聞こえました。(ヨシ!ヨシ!と)ほんとですか。聞こえました」