メジャーリーグの長い歴史の中でドジャースが今週マウンドに送り出した先発ローテーションのような顔ぶれは、かつて存在しなかった。
山本は1日(日本時間2日)、ガーディアンズを相手に6回を粘り強く投げ、4安打2失点、2三振で歴史的な役割を果たした。
サムライ3投手の連続登板は2024年から25年にかけて連覇を果たしたドジャースが、ワールドシリーズ3連覇を目指す戦いで実現した。昨季はブルペンに大きく依存していたドジャースにとって、球速が速く多彩な球種を持つ3人の投手が並ぶ現在の先発ローテーションは、3連戦を戦う相手打線にこれまでとは異なる印象を与えている。
歴史的な3日間は30日(日本時間31日)、多くの期待を集めた佐々木の今季初登板で幕を開けた。佐々木は4回を投げて4三振、ドジャースは2-4で敗れたものの、ドジャースと契約する前に世界的な有望株として注目されるきっかけとなった速球、そして昨年10月のポストシーズンでチームを助けたレパートリーを披露した。
勢いは、大谷が2026年の投手デビューを飾った31日(同4月1日)の夜へと引き継がれた。大谷は6回を投げて1安打無失点、6三振、87球。4-1で勝利し、今季初白星を挙げた。
記録の枠を超え、今回の節目はデーブ・ロバーツ監督にとって個人的にも感慨深いものがある。沖縄県那覇市で生まれたロバーツ監督は、国際的なスターたちをドジャースのアイデンティティーの核心へと融合させるチーム文化を築いてきた。
3月のワールドベースボールクラシック(WBC)以降、ロサンゼルスに3人の日本人先発投手がそろったことはドジャースタジアムに多大な国際的注目を集め、球団にとって特別な時代を刻んでいる。1日(日本時間2日)の試合前、ロバーツ監督は自身が率いるローテーションの重みについて振り返った。
指揮官は「(その歴史については)認識していなかった。素晴らしいことだ。非常に光栄に思う。3人はみんな、素晴らしい人間だ。それぞれ個性がある。今はメジャーリーグにとって特別な時期だ。幸運にもこのチームに、そしてリーグ全体に日本人選手たちがいる。3人を指揮できることを光栄に思う」と語った。
ロバーツ監督のコメントの後、注目は山本に移った。山本は開幕戦での圧倒的な投球を経て、ガーディアンズとのカード最終戦に臨んだ。2026年の初登板となったダイヤモンドバックス戦では、6回を投げて6三振、無四球と好投し、勝利した。
今季6試合で右投手に対して打率.169、出塁率.261、長打率.300と低迷していた相手打線を相手に山本にはチームが遠征に出る前にカード勝ち越しを決めるチャンスがあった。
歴史的な登板となった山本は効率的に投げ、三回に唯一の隙を見せたガーディアンズ打線を相手に2失点とした。ダニエル・シュニーマンに二塁打を許し、ウィル・スミスの悪送球で生還された後、ガブリエル・アリアスに中越えソロを浴びた。これが山本のこの日の成績における唯一の傷となった。
0-2とリードを許しながらも、山本は冷静さを保った。変化球を軸にドジャースを射程圏内に踏みとどまらせた。いずれもスプリットを使い、カイル・マンザードを重要な場面で併殺打に打ち取ってピンチを脱した。四回、先頭のホセ・ラミレスに与えた四球を帳消しにし、2つ目は六回、アンヘル・マルティネスへの死球の後にピンチを切り抜けた。
