【ブルージェイズ1-5ドジャース】トロント/ロジャースセンター、10月25日(日本時間26日)
山本由伸(27)が「古き良き時代」の投球を見せた。MLB25年ぶりの連覇を目指すドジャースのエースが、それに相応しいパフォーマンスを披露した。
25日のロジャースセンターで行われた第2戦、山本は9回105球を投げ、8三振、1失点、無四球の完投勝利。シリーズを1勝1敗のタイに戻す勝利に大きく貢献した。
ポストシーズンでの2試合連続完投は極めて異例の快挙で、最後に達成したのは2001年のダイヤモンドバックスのカート・シリング。ドジャースの投手としては1988年のオーレル・ハーシュハイザー以来となる。ポストシーズンで複数の完投を記録した投手としては、2014年のジャイアンツのマディソン・バムガーナー以来となった。
「この2試合は本当に楽しかったよ」と語ったのは、七回に勝ち越しソロを放ったウィル・スミスだ。
「山本は何でもできる。速球のコントロールが抜群だし、カーブもスプリットもある。今日はカットボールもツーシームも良かった。本当に全ての球種が機能していて、相手打線を完全に翻弄していたよ」
序盤、山本はやや苦しみ、初回に23球を要した。三回には走者を背負いながらも粘投し、アレハンドロ・カークの犠牲フライの1失点のみに抑えた。その後は、波に乗った。カークを打ち取ってからは、最後のドールトン・バーショまで20打者を連続で打ち取った。
「1イニングずつしっかり投げていけたのと、初回にちょっとランナーを出して球数が多くなったんですけど、しっかり切り替えていけたので良い結果につながりました」と山本は振り返った。
「リラックスして初回に入るっていうのは心がけていたんですが、ワールドシリーズなだけあって、ちょっと力みがあったので、冷静に調整してそこからテンポを上げることができました」
なお山本は、ワールドシリーズで8奪三振以上かつ無四球の完投を記録したドジャース投手として、1963年のサンディ・コーファックス(第4戦で優勝決定)以来の快挙を成し遂げた。
