【一問一答】ダルビッシュ、リハビリ登板後

May 15th, 2025
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      ラスベガス(ネバダ州)―右肘の炎症で開幕から負傷者リスト(IL)入りしているパドレスのダルビッシュ有(38)がリハビリ登板として、マイナー傘下3Aエルパソの一員として、アスレチックス傘下のラスベガス戦に先発。4回で51球を投げ、2安打2失点、1四球、4三振、最速は96.8マイル(155.8キロ)だった。試合後、日本メディアに対応した際の主な一問一答は以下より。

      ――お客さんが入った実戦
      「楽しかったですね。久しぶりで」

      ――確認したかったこととか、やりたかったことは
      「普通に試合で投げることですよね。観客も入ってる中で4イニング投げられたのでよかった」

      ――メンタルとかフィジカルの面で、気づいたこと

      「きょうは真っすぐもコントロールも良かったですし、スライダー系はあんまり投げなかったけど、カーブも良かった。きのうはけっこう点が入っていた(前日は20得点)チームをしっかり抑えられて良かった」

      ――今後の見通し
      「本当に体次第です。体の状態が悪ければ無理だし、戻れないですから。だから、次の数日間でちゃんと見極めながら、というところです」

      ――リハビリ期間中は、どんなふうに過ごした
      「普通に日常生活を過ごしてきました。自分にできることは限られているので、あまり考え過ぎず、一歩一歩って感じでやっていました」

      ――心配してるファンの方も多い。今、言えることは
      「生きてますってことだけですかね(笑)」
      ――チームからの要求などは
      「いや、特に何も言われてないです。(調整は)任されているので、基本的には。次の数日の体の状態を見て、チームと話をしながら(今後の予定を決める)」

      ――きょうの背番号(46)は
      「(ユニホームを用意するクラブハウスのスタッフから)この中からどれがいい? て言われた中で7番とかいろいろあったんだけど。7番を勧められたんですけど、いや、ちょっと嫌ですって断った(笑)、あとは適当に選びました」
      ――マイナーの選手たちに食事を振る舞った

      「一応はい、やりました。(高級ステーキハウス)ルース・クリスのステーキとか、そういうものですね」

      ――51球だった

      「前回アリゾナで(の実戦形式の登板では)3イニングでしたし、今回初めての試合でいきなり4(イニング)いったので、球数はもちろんあれ(少ない)ですけど、イニングのダメージ(負荷)はもちろんあるので、そこできょうは(降板しても)いいかなっていうところですね」

      ――切れとかコントロールとか

      「(ラスベガスは)ちょっと高度(標高約610メートル)が高いので曲がり球がちょっと判別しづらい。全体的にムーブメント(変化球の変化量のデータ)をみても動きは小さかったのでだから途中でスライダー、スイーパーを投げるのやめたんですけど。その中でもフォーシームがけっこう伸びてましたし、よかったです」

      ――96.8マイルが最速だった

      「まあまあですね。前回(アリゾナで)98(マイル)だったので。ちょっときょうは若干、抑え気味になったというか、そういうところがあったんですけど、力を入れたやつはけっこう(球速が)出てる感じだったのでよかったです」

      ――右肘の状況は去年や一昨年の終盤に痛めた症状と関連したものか

      「いや、全く違いますね」

      ――自身が不在のチームは調子が良い

      「いや、うれしいですよ。もう、俺いらないじゃんっていうところなので(笑)。まあ、みんな機嫌いいので、勝っていると。そういうクラブハウスを見るのが僕は好きですから」

      ――みんなが待っている、というのはうれしい

      「けっこういろんなピッチャーの人たちも(心配して状態を)聞いてきてくれたりとか。アリゾナで(状態が)よかったのもすごく喜んでくれる選手も多かった。それは本当に感謝です」

      ――登板3日後ぐらいにブルペンのスケジュールか

      「(サンディエゴに)帰って、明日(メジャーの試合がない)休みなので明後日、そこから(球団と)話して体の状態をみて。(今後の具体的なスケジュールは)全くこの時点で何もわからない」

      ――不安はあるか

      「まあ、大丈夫だと思いますね。頑張ります」