松井裕樹、六回2死満塁のピンチを抑え2勝目

マチャドは10号決勝ソロ

June 9th, 2025

パドレスは敵地ミルウォーキーでのブルワーズ3連戦の最終戦を迎え、マニー・マチャドの10号ソロの1点を守り抜いて1−0で完封勝ち。3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終え、貯金10となった。パドレス2番手の松井裕樹(29)が六回2死満塁のピンチを抑え、2勝目(1敗)を挙げた。6番手の守護神、スアレスは21セーブ目を記録した。

パドレスを勝利に導いたのは主砲の一発だった。両軍無得点で迎えた七回。先頭打者として打席に入ったマチャドはフルカウントからの6球目、内角低めの4シームをとらえて左中間への10号ソロを放った。

「相手の先発投手が良かった。彼らはピンポイントのコントロールで攻めてきた。本当に良いピッチングだったけれど、失投をしっかり仕留めることができた」と自画自賛の一発だった。6月は絶好調。8試合で打率.387、4本塁打、8打点と状態を上げている。

パドレスは先発のバーガートから始まる6投手のリレーでブルワーズ打線を4安打に封じ、完封勝ち。ソロ本塁打の1点のみで勝利するのは球団史上29度目で2023年4月19日のブレーブス戦以来となった。敵地での試合に限れば、2016年8月27日のマーリンズ戦以来だ。

松井は0−0の六回1死一、二塁で2番手として登板。イエリッチを見逃し三振、次打者のコントレラスに四球を与え満塁のピンチを招くが、フリーリックから空振り三振を奪って切り抜け、2/3回を無失点。直後にマチャドの一発が飛び出したため、2勝目を手にした。