【オリオールズ11−2エンゼルス】@ボルティモア/カムデンヤーズ
エンゼルスの菊池雄星(33)が中5日で15度目の先発に臨み、5回2/3を投げ、7安打5失点(自責点3)で6敗目(2勝)を喫した。今季初の2桁となる10奪三振、92球を投げた。チームはスイープ(3連敗)された。
高めに伸びる力強い直球。打者のタイミングを狂わせるチェンジアップ、キレのあるスライダー。菊池は、今季最高の投球内容だった。
「ボールは今年一番良かったと思います。結果が伴わなかった。これが野球の難しさですね。悔しいですね。ボール自体は悪くなかったけれど、チームを勝たせる投球ができなかった」
先制点の援護をもらった直後の一回。ウリアスにレフトスタンドに4号逆転2ランを食らった。2−3の六回2死一塁では、マリンズが三塁側へバント。雄星はダッシュして捕球するが、一塁へ悪送球し4点目を与えた。
「しっかり投げればアウトになる可能性はあったと思いますけど、ボールがかなり濡れてたし、投げるべきではなかった。なんとしてもアウトにしたいという気持ちが先に出てしまった。予想以上にボールがぐちゃぐちゃに濡れていた。持った瞬間に濡れているなって思ったんですけど(送球を)止められなかったですね」
芝生には雨の水分が含まれ、スローイングミスにつながり、タイムリーエラーに。続くメヨには左中間へ二塁打を打たれ、5点目を与えた。自身のエラーが絡んだとはいえ、結果的に5失点は今季ワースト。それでも投げるボールは好感触だった。
「4つのボール(直球、スライダー、チェンジアップ、カーブ)すべてがストライクを取れる状態だった。こういう組み立てができると、プラン通りというか、スカウティングレポートの通りに試合は進められる。ようやくスピードも上がってきたし、精度も含めて開幕からちょっと手探りなことがありましたけど、やっといい状態に来たかなっていう手応えをつかんだ」
この試合での直球の平均球速95.2マイル(153.2キロ)は今シーズンの平均94.6(152.2キロ)を上回った。課題の制球力もこの日は2四球、前回登板、9日のアスレチックス戦では1四球と改善している。
「ストレートが(ストライク)ゾーンに行くと、バランスよく投げられる。今日みたいにチェンジアップとカーブがどんどん決まってくると思う。ストレートが戻ってきたっていうのは、一番のこと。結果は伴わなかったですが、いいところがたくさんあったので、切り替えて、来週の試合に行く」
チームは3連敗。次回先発は20日(日本時間21日)からのホーム、アナハイムでのアストロズ3連戦が見込まれる。上り調子を3勝目につなげる。
