菊池雄星、六回途中無失点で今季初勝利

エンゼルスは8連勝で勝率5割復帰

May 24th, 2025

エンゼルスの菊池雄星(33)がマーリンズ戦で今季11度目の先発に臨み、5回2/3で110球を投げ、7安打無失点の好投で今季&エンゼルス移籍後初勝利を挙げた(1勝4敗)。エンゼルスは2014年以来となる8連勝を飾り、勝率5割に復帰した。

110球を投げる熱投。六回2死二、三塁でフルカウントから四球を与えてマウンドを降りた。救援したストリックランドがショートゴロを打たせ、ネトの好守で3アウトを奪うシーンは、ベンチの前列で見つめた。エンゼルスはマーリンズに14安打されるもリードを守り抜いた。菊池がようやく白星をつかんだ。

「よく粘って投げてくれた。決してベストな状態ではなかったけどカーブをうまく使って有利なカウントに持ち込めた」

試合後、ワシントン監督は左腕を評価した。3−0の六回無死一、二塁のシーンだった。球数はすでに97球。ワシントン監督はタイムをかけ、マウンドに向かった。状況的には投手交代のシーン。しかし続投だった。指揮官は「ここで崩れるなよ、と伝えた。六回を投げ切ってもらう必要があった」と振り返った。次打者をショートゴロのダブルプレーに打ち取るが、その後は満塁のピンチとなり、マウンドを降りた。その後は4投手がリードを守り切った。

試合後、エンゼルス担当のボリンジャー記者はXで菊池がそのシーンについて聞かれると「実際には、スラングが多くて(ワシントン監督が)何を言っているのか分からなかった。ただ全力を尽くした」と答えたコメントを投稿した。

攻撃陣が奮起した。13試合連続で本塁打をマーク。さらに7試合連続で2本塁打以上は球団新記録となった。ウォードが二回に15号ソロで先制。6−4と追い上げられた八回にはソレアが7号ソロで加点した。

エンゼルスは2014年以来、11年ぶりの8連勝で勝率5割に復帰。ア・リーグ西地区3位につけ、2位のアストロズに0.5ゲーム差としている。

「ここからまた前を向いていける。でもこのチームは勝率5割のチームではないし、選手たちも自分たちをそんなチームだとは思っていないはずだ。ここからは前に進むだけだ」

ワシントン監督がさらなる勝ち星を積み重ねる意気込みを語った。雄星もやっと1勝を挙げた。ここから勝利を積み重ね、チームを上位に押し上げる。