エンゼルスの菊池雄星(34)がMLB機構の推薦で2021年以来、2度目のオールスターに選出された。エンゼルスに移籍した今季、18試合に先発し、3勝6敗と黒星が先行するが防御率2.81と好成績を挙げている。選出が公式発表された後、地元メディアに対応した主な一問一答は以下より。
――エンゼルスにきてオールスターに選出された、この意味は
「ここにきたときにチームに力になりたいと(契約期間の)3年間。シーズンも力になりたいとサインしましたから、まだまだ途中ですけどオールスターに選ばれてとてもうれしいです」
――今季の投球は振り返って全体的にどうか
「特に最初の10試合くらいかな、悩んだりしました。本来のパフォーマンスが出せなくて非常に悩んだんですけど、そこでピッチングコーチや、ペリー(ミナシアンGM)もそうですし、彼らがすごくいい情報をくれたり、励ましてくれたのが大きかったです。そして何よりもキャッチャー、トラビス(ダーノー)とオハッピーがいつもすごくいいリードをしてくれて、彼らを信じて投げることができた。彼らにも感謝しています」
――2021年に選出された時との違いや気持ちの変化は
「オールスターは特別なものなので1回目でも2回目でも同じくらいうれしいですし、初めてのチームでいろいろ、チームを数字でも引っ張っていかないといけない気持ちがありましたので、まだ前半戦ですけどいい形で迎えられているのはうれしい。ポストシーズンを狙えるチャンスがあると思いますので引き続き頑張っていきたいと思います」
――チームメートの前で発表されたときは、どんな思いだったか
「みんなが祝福してくれて、ペリーからも心にグッとくるようなメッセージをもらえたので、ここでプレーできて幸せだし、本当にこのチームとポストシーズンにいきたいという気持ちだけですね」
――オールスター戦では登板間隔として投げられるか、投げたい気持ちはあるか
「そこはまだ決めていないです。今(オールスター選出を)言われたばっかりなので、まだ全然考えていなかったです。大事なことは1年間ローテーションを守る、そしてなるべく1試合でも多く投げたい。レギュラーシーズンで、という気持ちがありますから、そこはこれから(首脳陣と)相談しながら、チームを第一にするのは忘れずに考えていきたい」
――選ばれると期待していたか、それとも驚きだったか
「そこは何も考えても自分がコントロールできることではないので、一戦一戦必死にやっていただけです」
