【タイガース4-7エンゼルス】デトロイト/コメリカパーク、8月9日(日本時間10日)
菊池雄星がタイガースとの3連戦の2戦目に先発。5回4失点、8安打、2四球と苦戦するも、打線の援護に助けられ6勝目をあげた。今季25登板目にして、初めてロードでの勝ち星を挙げた。
菊池は強力タイガース打線に二回、四回にそれぞれ2点ずつを失い、毎回ランナーを出す苦しい投球に。それでも7三振を奪う力投で、最後まで試合の流れを渡さなかった。後をついだリリーフ陣も3人による完封リレーでリードを守り、最後は守護神のケンリー・ジャンセンが今季21セーブ目、通算462セーブ目をあげた。
成長著しいアデルは、ここ5試合で4本塁打9打点と絶好調。その勢いのまま、この日も四回にウォードと死球で出塁したヨアン・モンカダをかえす左翼への3ラン、八回にダメ押しとなるソロを放った。これで、45試合を残してキャリアハイとなる25本塁打・70打点に到達。かつての超有望株は紆余曲折を経て、再びスターへの階段を上っている。
アデルの進化を支えるのが、GMの特別補佐を務めるトリー・ハンターだ。オールスターに5度選出されたレジェンドから、打撃についてのアドバイスを受けているという。
「少し調子を落としていた時に、『パワーがあるときは、レフト方向の打球が自然に出るものだって覚えておけ』って言われたんだ。それから、その言葉はいつも頭にあるよ。要するに、グラウンド全体を使えるということ。大事なのは、レフト方向がちゃんとあることを意識しながら、センターから右方向に集中すること。練習でもそうしている。引っ張る打球は自然に出るけど、フィールドの広い部分を使うことを意識しなきゃいけないんだ。調子が悪いときは、必ずそこに立ち返るようにしているよ」
この日は両親も観戦に訪れ、試合中には実況席とやりとりをするシーンも見られた。26歳のスラッガーが飛躍の年を迎えている。