【エンゼルス2−3アストロズ】アナハイム/エンゼルスタジアム
エンゼルスの菊池雄星(34)が中4日で16度目の先発に臨み、7回で103球を投げ、7安打3失点、無四球、9三振。7度目のクオリティー・スタート(6イニング以上を投げ、自責点3以下)をクリアしたが、3勝目はならなかった(2勝6敗)。チームはワシントン監督が、体調不良で療養期間に入り不在となった。試合は延長十回で敗れ、2連敗となった。
いきなりの2者連続ホームランで2失点。しかし、ここから立て直し、好投した。七回までゲームメークし、四回には3者連続で空振り三振を奪った。3勝目こそならなかったが、調子は確実に上向いている。
「勝てれば一番よかったですけど内容は、すべてのボールを使いながら、いいピッチングができたと思います」
直球の最速は96.8マイル(155.8キロ)をマーク。微調整と修正を重ねたフォームが、好結果の要因だ。直球を狙い打たれ、初回に2本のソロを浴びた。しかし、相手の狙い球を察知し、緩急を意識した。
「初回、二回とストレートを狙われているな、と思いましたので何かに的を絞って、チームとして戦いに来る、攻めてくるのがヒューストンの特徴。僕も昨年プレーして感じていました。きょうはストレートに絞っていると感じました。二回、三回と変化球を中心にいけて、カーブとチェンジアップとスライダーと投げ分けられたかな、と思います」
昨季はトレード移籍し、約3カ月在籍した古巣。ア・リーグ西地区の優勝を多く経験し、ポストシーズン常連球団の強さを内側から知った。選手の才能や調子に頼るのではなく、打線全体で投手を崩す手強さも理解している。「アストロズは本当にきょうは(攻略方法は)コレね、というのがしっかりテーマとしてあって、それを指示通りに動ける、そういうチームですね。それが彼らの強さ」。二回以降は単打4本でチームに勝利への可能性を残した。そして、投球内容の向上と同時に直球の調子も上がっている。
「(直球は)甘くなることは、ありましたけれどもいい投球ができはじめているので、これからもっともっとよくなるのかな、とそういう感じがします」
チームは2連敗で36勝39敗で地区4位。それでも「まだまだ理想のポジションにはないですけど、まだ戦える、全然あきらめるポジションではない。残りシーズンは半分、ありますから、これから頑張ります」と2014年以来のプレーオフ進出を目指す。
