すでに発表されている12球団の開幕投手の顔ぶれをチェック!

タイガースは3年連続でスクーバルが大役を担う

3:50 AM UTC

ワールドベースボールクラシックの熱戦が続く中、2026年のレギュラーシーズンの開幕も2週間後に迫っている。ここまで30球団のうち12球団の監督が今季の開幕投手を発表。ここでは、その顔ぶれを見ていこう。

レッドソックス:ギャレット・クローシェ(3度目)

アレックス・コーラ監督は2月10日、早々にクローシェを開幕投手に指名した。移籍から2年連続の大役となる。レッドソックスに加入した最初の2年間でいずれも開幕投手を務めた選手は、1923~24年のハワード・エムキー、1976~77年のファーガソン・ジェンキンス、1998~99年のペドロ・マルティネスに次いでクローシェが4人目となる。

ヤンキース:マックス・フリード(4度目)

ゲリット・コールとカルロス・ロドンの出遅れが決まっているヤンキースがフリードを開幕投手に指名するのは明らかだった。移籍1年目の昨季はコールが不在の中、エースとして見事な活躍を披露。フリードはブレーブス時代の2021~23年に3年連続で開幕投手を務めたものの、0勝1敗、防御率5.14に終わっており、初めての開幕戦勝利を目指す。なお、ヤンキースは2024年のネスター・コルテス、2025年のロドン、そして2026年のフリードと3年連続で異なる左腕が開幕投手を務めることになり、これは球団史上初となる異例の出来事だ。

レイズ:ドリュー・ラスムッセン(初)

レイズは3度目の右肘手術から見事なカムバックを果たし、昨季31試合に先発して防御率2.76をマークしたラスムッセンを開幕投手に指名した。ラスムッセンは2023年7月に右肘の内側側副靭帯断裂を修復するためにインターナルブレイス手術を受け、2023~24年の2年間は合計24試合(うち12先発)の登板にとどまった。

ホワイトソックス:シェーン・スミス(初)

ホワイトソックスは2024年のルール5ドラフトにおいて、ブルワーズがプロテクトしなかったスミスを全体1位で指名した。オールスターに選出されるなど、まずまずのルーキーイヤーを過ごし、今季の開幕戦ではブルワーズと対戦する。昨季は1度だけブルワーズ戦で登板しており、4月30日に5イニングを投げて自責点1に抑えたが、勝敗はつかなかった。

タイガース:タリック・スクーバル(3度目)

スクーバルは3年連続でタイガースの開幕戦に先発し、3年連続サイ・ヤング賞への挑戦をスタートさせる。タイガースで3年以上連続して開幕投手を務めた最後の投手は、2月10日に1年契約で古巣復帰が決まり、今季からスクーバルの同僚となったジャスティン・バーランダーだ。バーランダーは2008~14年に7年連続でタイガースの開幕投手を務めた。

アストロズ:ハンター・ブラウン(初)

昨季、ア・リーグのサイ・ヤング賞投票で3位にランクインしたブラウンが自身初の開幕投手を務める。アストロズでは、FAでタイガースに移籍したフランバー・バルデスが過去4年間、いずれも開幕戦に先発していた。

マーリンズ:サンディ・アルカンタラ(6度目)

マーリンズはアルカンタラに直近7年間で6度目となる開幕戦のマウンドを託す。6度の開幕投手はマーリンズ史上で断トツの回数であり、ほかに4度以上開幕投手を務めた選手は1人もいない(ジョシュ・ベケットが2003~05年、ジョシュ・ジョンソンが2010~12年に開幕投手を務め、それぞれ3度)。

メッツ:フレディ・ペラルタ(3度目)

ブルワーズから加入したトレードの目玉であるペラルタは、3年連続で所属チームの開幕投手を務める。過去2年も開幕投手を務め、偶然にも2試合ともニューヨークのチームとの対戦だった。昨季はヤンキースに敗れたが、2024年はメッツに勝利している。その試合、ペラルタはメッツに対して6イニングで被安打わずか1本、8三振を奪う素晴らしいピッチングを見せた。開幕戦では合計11イニングを投げて自責点3、与四球わずか2個に対して16三振を奪っている。

ナショナルズ:ケイド・カバリ(初)

2023年にトミー・ジョン手術を受け、直近3年間の大部分を欠場したカバリだが、メジャーでわずか53イニングしか投げていないにもかかわらず、初の開幕投手に抜擢された。27歳の右腕は昨季、10度の先発登板で48回2/3を投げ、防御率4.25、WHIP1.48を記録した。

カブス:マシュー・ボイド(3度目)

昨季、34歳のシーズンにして自身初のオールスター選出を果たしたボイドは、カブスの選手として初めての開幕投手を務めることになった。カブスは2024年にジャスティン・スティール、2025年に今永昇太が開幕戦に先発しており、左腕が開幕投手を務めるのは3年連続。ボイドはタイガース時代の2020年と2021年にも開幕投手を務めており、2021年はクリーブランドを相手に5回2/3を無失点に抑え、勝利を挙げた。

レッズ:アンドリュー・アボット(初)

エースのハンター・グリーンが右肘のケガで出遅れるため、レッズは3月8日、アボットを開幕投手に指名した。26歳の左腕は昨季、大きく飛躍を遂げ、メジャー9位タイの防御率2.87を記録。ベースボール・リファレンス版の総合指標WAR5.6はメジャーの全投手で6位という好成績だった。

ダイヤモンドバックス:ザック・ギャレン(4度目)

ダイヤモンドバックスは当初、2月14日の時点でメリル・ケリーを開幕投手に指名していた。しかし、2月25日にケリーは「背中のケガのため、開幕戦には間に合わないだろう」と発言。ダイヤモンドバックスはケリーの代わりに、ギャレンを開幕投手に起用することを決めた。ギャレンは今オフ、ダイヤモンドバックスと再契約。これで4年連続の開幕投手となる。ダイヤモンドバックスで4年連続開幕投手を務めるのは、2006~09年のブランドン・ウェブ以来である。