MLBは、2027年のオールスターゲームをシカゴカブスの本拠地リグレーフィールドで開催すると正式に発表した。開催予定日は7月13日(火)で、リグレーでの開催は1990年以来37年ぶりになる。同球場では1947年、1962年、1990年に続き、史上4度目で、MLBでも数少ない「4度の開催地」の一つに仲間入りすることになる。
8月1日(金)の試合開始に先立って、MLBのロブ・マンフレッドコミッショナーが「リグレー・フィールドとその周辺地域の素晴らしい変貌が、今回の開催を実現させた」と開催を発表した。
今回の招致成功には、2014年から2019年にかけて行われた球場と周辺地区「ウィグリービル」の大規模再整備が大きく寄与した。古き良き球場の雰囲気を残しつつ、施設の近代化と安全対策を進めたカブス球団の取り組みが評価された。特に、最近市議会を通過した周辺警備強化計画が決め手となったという。
式典にはカブスのトム・リケッツ会長やイリノイ州のプリツカー知事、シカゴのジョンソン市長、元カブスのスター選手アンドレ・ドーソン氏とショーン・ダンストン氏らも参加。ドーソン氏は「最高の球場での開催は本当に楽しみ。街もファンも心待ちにしている」と語った。
なお、2026年のオールスターゲームはアメリカ独立250周年を記念し、フィラデルフィアで開催予定。
この発表は今週月曜に亡くなった球団レジェンド、ライアン・サンドバーグ氏への追悼の意も込められていた。1990年のオールスターゲームでは先発出場し、ホームランダービーも制した名選手。球場正面にある彼の銅像前には多くのファンが花や帽子を供え、背番号「23」が芝生に白く描かれるなど、その功績を偲ぶ場面が随所に見られた。
リケッツ会長は「彼は10回オールスターに出場した偉大な選手だが、それ以上に素晴らしい友人であり、家族を大切にする人だった」と語った。カブス若手のピート・クロウ=アームストロング選手も「オールスターには最高の舞台。シカゴでの開催は特別」と喜びを口にした。
