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ニュース

Jordan Bastian

日本でもプレーしたオースティンが膝の手術で数カ月離脱

カウンセル監督は今永の球速アップについて「非常に前向き」と称賛
2026年2月25日

カブスはマイケル・ブッシュの控え、そして左投手対策として、今オフにタイラー・オースティンを獲得したが、そのプランを見直す必要が出てきた。 25日(日本時間26日)、クレイグ・カウンセル監督は、オースティンが前日に右膝の手術を受け、復帰まで「数カ月」かかる見込みだと明かした。34歳のオースティンは、キャンプ序盤のトレーニングから膝の状態が思わしくなかったという。

カブス今永が今春初登板 球速アップに手応え

Conforto joins Cubs camp, game action expected this weekend
2026年2月24日

24日(日本時間25日)、今永昇太(33)の今春初先発の試合には、かなり多くの日本メディアが集まった。多くのMLBの日本人スターがワールドベースボールクラシック(WBC)のために東京へ向かう中、今永は他のキャンプを取材していた記者を前に自分自身を見つめていた。 2023年、今永が侍ジャパンがアメリカ代表を劇的に破ったワールドベースボールクラシックの決勝戦に先発した。今季、ワールドシリーズ進出を目指すカブスにとって鍵となるシーズンに向けて復活を期す今永は、チームに残り、投球フォームとトレーニングに集中することを選んだ。 今永はエドウィン・スタンベリー通訳を介して、侍ジャパンには素晴らしい選手が揃っていること、チーム全員の健康と、そして同僚の鈴木誠也も擁するチームの優勝を祈る旨をコメントした。 この日、今永は2回無失点、1三振、無四球、3安打の好投を披露。33球を投げ、パドレス打線から19スイングを誘い、4度の空振りを奪った。持ち前の直球とスプリットのコンビネーションに加え、スイーパーとカーブも織り交ぜた。

スターの宿命、PCAが過ごす忙しくも特別な日常

2026年2月24日

25日(日本時間26日)の朝、カブスのキャンプ場で見られた光景は、ピート・クロウ=アームストロング(PCA)の一日を象徴していた。練習の合間にも、スター中堅手は写真撮影やインタビュー、サイン対応など落ち着く暇はない。 チーム施設の裏手のパティオを歩きながら、MLBネットワークのインタビューのためにマイクを装着していると、それを見た一塁手のマイケル・ブッシュは「ほどほどにしてやってくれよ」と冗談交じりにチームメートを気遣った。

米国男子アイスホッケーの金メダルがブレグマンのモチベーション

2026年2月23日

若き日のクレイグ・カウンセル監督(55)は、「氷上の奇跡」のニュースが広まり始めた時、公共のそり滑り場にいた。あれから長い年月が経過した今でも、その情報がどのようにして雪の斜面まで届いたのか、カウンセル監督には分からない。それでも、当時の反応は鮮明に覚えている。

カブスがコンフォートとマイナー契約 外野に選択肢を増やす

2026年2月23日

カブスは強力な先発外野トリオを擁しているが、さらに層を厚くし選択肢を増やそうと模索している。そのうちの一つとして、ベテラン外野手マイケル・コンフォートを獲得した。 23日(日本時間24日)、カブスはコンフォートとのマイナー契約を最終調整した。身体検査を経て契約が正式に成立すれば、メジャーキャンプにノンロースター招待選手として参加する予定で、メジャーの開幕ロースターの枠を争う。

ワールドベースボールクラシック米国代表のボイド、大舞台を歓迎

2026年2月21日

マシュー・ボイド(35)が、ワールドベースボールクラシック(以下、WBC)のアメリカ代表への参加が春季キャンプに支障をきたさないと確信する理由の1つは、昨季の3月にカブスの一員として日本での開幕シリーズを経験したからだ。 ドジャースとの東京シリーズに向けたカブスの海外遠征中、ボイドは東京ドームでのエキシビションゲームで巨人と対戦した。熱狂的な環境であり、このベテラン左腕はそのような状況でフォーシームの球速アップを実感した。そして、3月中旬のアドレナリンの放出は、残りのプレシーズンを妨げることも、米国本土での開幕後に悪影響を与えることもなかった。

ブレイクも失速した昨年から学ぶPCA、成長の鍵は一貫性

2026年2月15日

ニコ・ホーナーがピート・クロウ=アームストロング(PCA)にかけた言葉が、23歳の中堅手の心に響き、オフシーズンを通じて残り続けた。 クロウ=アームストロングは、シーズン30本塁打、30二塁打、30盗塁を記録した(カブス史上初)にもかかわらず、後半に失速したことで、自分自身がどこか物足りなさを感じていたのではないかと指摘されたという。もし前半戦で苦戦し、後半戦を好調で終えていたなら、捉え方も違っていただろう。

新たに厚みを増した投手層、カブス投手陣は2026年へ手応え

2026年1月17日

今週末、シカゴで開催されているカブス・コンベンションに合わせて投手陣が集まる中、ジェイムソン・タイオンはケイド・ホートンの最近のブルペン投球を見学。さらに、先発ローテーションに加わる新戦力、エドワード・カブレラがキャッチボールをする様子も目にした。 「みんな球速も球質もすごくて、正直、自分が情けなくなるくらいだよ。ローテーションには確実に“武器”が増えた。本当にワクワクしている」とタイオンは笑いながら語る。

ブレグマンの加入はカブスの陣容にどう影響するか

2026年1月11日

カブスの中堅手ピート・クロウ・アームストロングは10日(日本時間11日)、ソルジャー・フィールドで厚着をしたファンらと共に、NFLのベアーズがパッカーズを相手にプレーオフで劇的な逆転勝利を見届けた。 ベアーズが第3クオーターに反撃を開始した際、カブスがFAのスター選手、アレックス・ブレグマンと契約合意したとのニュースが飛び込んできた。 ベアーズの勝利とカブスのFA戦線での大勝利を受け、クロウ・アームストロングはインスタグラムのストーリーに「ベアーズとブレグマン。僕の人生はどうなってるんだ!?」と投稿した。

カブスが大物獲得に成功、ブレグマンと5年契約で合意

再契約失敗のレッドソックスはビシェットに方向転換か
2026年1月10日

カブスがスター選手をチームに加えることに成功したようだ。10日(日本時間11日)、MLB.comのマーク・フェインサンド記者が関係者から得た情報によると、カブスはレッドソックスからフリーエージェント(FA)となっていたアレックス・ブレグマンと5年1億7500万ドル(約262億5000万円)の大型契約で合意。オプトアウト条項はなく、全球団に対するトレード拒否権が盛り込まれるという。なお、球団からの正式発表はまだ行われていない。 ブレグマンはアストロズで9シーズンを過ごしたあと、昨オフに初めてFAとなり、レッドソックスと3年1億2000万ドル(約180億円)で契約した。この契約には毎年オプトアウト可能な条項が盛り込まれており、ブレグマンは2025年シーズン終了後にその権利を行使。再びFA市場に出ていった。 ブレグマンはアストロズからFAとなった際にクオリファイングオファーを提示されていたため、今オフは同オファーの対象外。よって、ブレグマンを獲得したカブスがペナルティを受けることはなく、レッドソックスもドラフト指名権の補償を受けられない。 2015年ドラフト全体2位指名でアストロズに入団したブレグマンは、2016年のメジャーデビュー以来、球界屈指の三塁手として活躍を続けている。特にアストロズでは主力選手の1人としてチームを牽引し、2017年から8年連続のポストシーズン進出に貢献。同期間中に4度のリーグ優勝を成し遂げ、2017年と2022年にはワールドシリーズ制覇も達成した。アストロズ時代は通算打率.272、191本塁打、出塁率.366、長打率.483、OPS+132を記録。ポストシーズン99試合で19本塁打、OPS.789をマークした。 31歳のブレグマンはレッドソックスでも活躍を続けたが、右大腿四頭筋を痛めて5月に負傷者リスト入り。7月の復帰後はややパフォーマンスを落とした。シーズントータルでは18本塁打、OPS.821、OPS+128を記録し、自身3度目のオールスター選出。ワイルドカードでのポストシーズン進出に貢献した。 ブレグマンのベストシーズンは2019年だ。この年は打率.296、41本塁打、112打点、OPS1.015と打ちまくり、ア・リーグMVP投票で2位にランクイン。この年の成績はやや例外的な数字だが、OPS+が113を下回ったシーズンは1度もなく、コンスタントな活躍が光っている。2016年以降、ブレグマン(43.1)を上回るfWARを記録している三塁手はホゼ・ラミレス(ガーディアンズ)しかいない。 昨オフ、アストロズはブレグマンとの再契約に興味を示していたが、ブレグマンは6年1億5600万ドル(約234億円)のオファーを拒否したことが報じられている。その後、2月になってようやくレッドソックスとの3年契約を締結。アストロズはイサーク・パレイデスを後釜の三塁手に据えた。 ブレグマンの加入は、正三塁手として活躍していたレッドソックスの主砲ラファエル・デバースとの間に緊張を生んだ。ブレグマンが三塁に入ったことにより、11年3億3100万ドル(約496億5000万円)の長期契約を結んでいたデバースは三塁からDHへ移ることに。その後、トリストン・カサスの離脱に伴って一塁への再コンバートを求められた際に不満を示し、最終的には6月に電撃トレードでジャイアンツへ放出されることになった。デバースを放出し、ブレグマンとの再契約にも失敗したレッドソックスは今後、内野の穴埋めとして本格的にボー・ビシェットの獲得に乗り出すことが予想されている。

カブスが有望株ケイシーらとのトレードで剛腕カブレラを獲得

高いポテンシャルを持つ右腕の獲得で待望の先発補強
2026年1月7日

カブスは今オフ、先発ローテーションにインパクトのある投手を加える方法を模索してきた。昨夏のトレードデッドラインの頃から先発投手の補強を目指していたカブスにとって、トレード市場でマーリンズの剛腕エドワード・カブレラに狙いを定めることは、常に魅力的な選択肢の1つだった。 7日(日本時間8日)、カブスはフリーエージェント(FA)までの保有可能期間があと3年残っているカブレラをマーリンズから獲得するトレードを成立させた。交換要員として球団ナンバーワン有望株の外野手オーウェン・ケイシー(メジャー全体47位の有望株)のほか、クリスチャン・ヘルナンデス(球団11位の有望株)とエドガルド・デレオンの両内野手をマーリンズへ放出した。 トレードの詳細 カブス獲得:右腕エドワード・カブレラ マーリンズ獲得:外野手オーウェン・ケイシー、内野手クリスチャン・ヘルナンデス、内野手エドガルド・デレオン

カブスがブルペン補強を継続 右腕ウェブと1年契約

Club also bringing back catcher Bethancourt on Minors pact, per source
2025年12月23日

カブスはオフシーズンを通してブルペン陣の補強を着実に進めており、その補強は今後も続く見込みだ。シカゴのサウスサイドに位置するホワイトソックスも活発に動く中、ノースサイドのカブスが新たに補強したのは、今季レンジャーズのブルペン陣で密かに活躍していた優秀な選手だ。 カブスは23日(日本時間24日)、救援右腕ジェイコブ・ウェブと2027年の球団オプション(球団側に選択権のある1年契約)を含む1年契約で合意したと発表した。

救援左腕ミルナーとカブスが1年契約で合意 ブルペン補強は継続の予定

2025年12月11日

今季のブルペン陣を支えた投手の多くが退団し、カブスはリリーフ投手の補強が優先事項となっていた。 「オフシーズンにリリーフ投手をさらに獲得するのは当然」とジェド・ホイヤー編成部長はウィンターミーティングで語っていた。 そして11日(日本時間12日)、カブスは救援左腕ホビー・ミルナーと1年契約、救援右腕コリン・スナイダーとマイナー契約で合意したと関係者がMLB.comに明かした。球団はこれらの契約を正式発表していない。

今永の残留でカブスの投手補強はどう変わるか

2025年12月9日

カブスは、今永昇太(32)が先月提示されていた1年契約にサインするのか、それともフリーエージェント(FA)市場に出て勝負に出るのか、はっきり分からなかった。 シカゴの編成本部が複数のルートで投手探しを進め始めた時点では、左腕が後者を選ぶ可能性も現実味を帯びていた。

カブスの狙いは『今井達也』か?番記者が語るオフの展望

2025年12月2日

Q:今オフ、ポスティングされた日本人選手の中で、カブスが注目しているのは? 「ズバリ、『今井達也』が最有力でしょう。今永昇太がクオリファイングオファーで残留したとはいえ、ローテ上位を任せられる先発がもう一人必要で、今井はとても興味深い投手です。彼はボラスのクライアントで、ポスティング期間は1月2日までなので、すぐに契約が動くことはないはずです。ただ、トレードやFAで先発を補強しない場合、今井を狙うのは理にかなった選択です」 Statcast/リサーチ担当のデービッド・アドラーによる今井の分析も要チェック!

ポストシーズン再挑戦へ カブスが築いた5つの確かな要素

2025年11月28日

カブスは今季、4年ぶりにポストシーズン進出を果たし、ナ・リーグ優勝決定シリーズ進出まであと1勝に迫った。来季さらに勝ち進むためにはオフの補強も必要だが、基盤は十分に整っている。 シカゴは複数の救援投手と少なくとも一人の先発投手の補強を目指しており、スター外野手カイル・タッカーのFA流出に備える必要もある。しかし、2026年に向けて揺るぎない土台があることは心強い。 今回はサンクスギビング(感謝祭)ウィークの締めくくりとして、現状のカブスロースターで「感謝すべき5つのポイント」を紹介する。 1. MLB屈指の堅守 カブスは2025年のローリングス・ゴールドグラブ賞でナ・リーグのチーム賞を受賞した。堅守を牽引したのはセンターで圧倒的な存在感を示したピート・クロウ=アームストロングだ。 チームからは3人がゴールドグラブを受賞した(クロウ=アームストロング[中堅で初受賞]、ニコ・ホーナー[二塁で2度目]、イアン・ハップ[左翼で4年連続])ほか、マット・ショウ(三塁)、カーソン・ケリー(捕手)、マシュー・ボイド(投手)が最終候補に残った。 遊撃手ダンズビー・スワンソンは候補入りこそ逃したが、それでも平均以上の守備成績を残した。クロウ=アームストロング、ホーナー、スワンソンのセンターライン3人だけで、Statcastによると合計43 OAA(平均以上にアウトを奪った数)という驚異的な数字を記録している。 2026年に向けて、予想外の動きがない限り、野手の大半はそのまま残る見込みだ。この鉄壁の守備は、投手がストライクゾーンを積極的に攻める自信にもつながっており、近年カブス投手陣がその実力を発揮することができている理由の一つになっている。

カブスがブルペン補強、右腕メイトンと2年契約を結ぶ

今季は自己ベストの防御率2.79をマーク
2025年11月25日

カブスは今オフ、試合終盤を担うリリーフ投手を複数人獲得する必要がある。ポストシーズン進出に貢献したリリーフ投手の多くがチームを去っており、その穴を埋める必要があるのだ。カブスのフロントオフィスにとって、ロースターを再構築するための重要な補強ポイントである。 21日(日本時間22日)、カブスは2028年の球団オプションが付属した2年契約で右腕フィル・メイトンと合意し、ブルペン補強のプロセスを開始した。25日(同26日)には2年契約が正式に発表され、MLB.comが関係者から得た情報によると、メイトンには1450万ドル(約21億7500万円)が保証されるという。なお、球団は契約総額を公表していない。 カブスのジェッド・ホイヤー編成本部長はブルペンの再編に取り組んでいる最中だが、メイトンは間違いなく重要な戦力となるだろう。

ホットビー投手コーチ、今永の2026年に「気持ちが高ぶった」

2025年11月23日

*この記事は、ジョーダン・バスティアンの「Cubs Beat」ニュースレターからの抜粋です(原文は英文)。全文はウェブ版をご覧ください。 *

今永がクオリファイング・オファー受諾、1年34億円でカブス残留

2025年11月18日

左腕、今永昇太(32)は2202万5000ドル(約34億円)のクオリファイング・オファー(QO)を受諾して、1年契約でカブス残留。カイル・タッカーは長期契約を目指してQOを拒否した。 今永はカブスが3年の球団選択の契約延長権を行使せずフリーエージェント(FA)となり、選手側の契約延長権も放棄してFA市場に出ていたが、その後カブスからQOが提示されていた。 2年前、DeNAから30歳の新人としてMLB入り。1年目は29先発で15勝3敗、防御率2.91。新人ながらオールスターに選ばれ、ナ・リーグのサイ・ヤング賞投票で5位に入った。昨季はハムストリング(左太もも)負傷で約2カ月離脱しつつも25先発、防御率3.73と先発陣を支えた。四球率4.6%はMLB全体の96パーセンタイルで、制球面の評価が高い(上位4%のコントロールがいい投手)。

カブスは西武・今井の争奪戦へ参加

2025年11月15日

カブスはここ数年、海外市場で存在感を示すだけでなく、メジャー挑戦を目指す選手にとってシカゴを魅力的な行き先にする取り組みを続けてきた。 直近では、左腕の今永昇太(32)が一昨オフにカブス入りを希望して加入した。その前には外野手の鈴木誠也(31)を口説き落として契約し、鈴木はダルビッシュ有(39)がカブスで過ごした時間が自身の決断に影響したと語っている。今季は東京での開幕シリーズでドジャースと対戦し、世界的な注目を集めた。 「日本人や韓国人選手の市場について話すなら、理論上、彼らを追う30球団があるわけではない」 ジェド・ホイヤー編成本部長は今週前半、ラスベガスでのGM会議で語った。 「多くの球団には、そのためのインフラ(日本選手が快適に過ごす環境)が整っていないからだ。だから私たちには優位性があると思う。実際にやってきたし、実績もある。選手たちは成功しているだけでなく、プレーを楽しんでくれている」 今オフは投手陣の各所に補強ニーズがあるため、カブスは市場の上位からマイナー契約レベルまでフリーエージェントを幅広く精査し、トレードの可能性も入念に洗っていく方針だ。ホイヤーは、今季も国際市場で獲得可能な選手の調査を進める考えを示した。

カブスの今オフ最優先課題、投手層を厚くすること

2025年11月11日

カブスの編成本部長ジェド・ホイヤーは11日、今週もし試合があるなら、野手は十分そろっていると冗談を飛ばした。カイル・タッカーがフリーエージェント(FA)となったとはいえ、シカゴにはベテランと若手を合わせて先発野手の全ポジションに人材がいる。 では、投手はどうか。 「そこがこのオフの焦点になる」とホイヤー編成本部長はラスベガスのコスモポリタンで行われているGM会議で語った。 「トレードを探るし、FAも探る。市場上位の選手も見るし、マイナーFAも見る」 先発とブルペンの両方でカブスは2026年に向け投手の上積みが必要だ。救援陣には複数の空席があり、ホイヤーは複数年契約より、価値重視の補強で埋める傾向がある。先発投手の補強は今後、数カ月のホットストーブで見出しになる動きを見せる可能性が高い。 一連のオプション判断で左腕の今永昇太(32)がFA市場に入る前から、先発陣の上積みは急務だった。カブスは今永の再契約を引き続き探る。今永は11月18日までに、シカゴに残留するための1年2202万5000ドル(約33億4780万円)のクオリファイング・オファーを受諾するかどうか決める必要がある。その一方で、先発ローテ強化へ複数の補強策がある。 「考え得る選択肢はすべて探る」とホイヤー編成本部長。 「投手に関してはFA市場だけに絞らない。トレード市場も見ることになるだろう。実現するかどうかは分からないが、FAは何人かと契約することになるはずだ。トレード市場については、まだ読めない」

エースで兄貴分、ペラルタを残すのか、トレードするのか?

2025年11月11日

11日のGMミーティングの合間、ブルワーズの野球運営部門代表マット・アーノルドは、まるでトレード交渉に臨む覚悟を固めたかのような口ぶりだった。 「私たちは自分たちを誰よりも厳しく評価しようとしている。チームを良くするために、考え得るすべての手を尽くす必要がある。そして時には本当に難しい決断を下さなければならない。過去にもそうしてきたし、今年も同じ覚悟でいる」 ブルワーズが持つ最も価値ある駒は、フレディ・ペラルタだ。29歳の右腕は、33先発で17勝(ナ・リーグ最多)、防御率2.70を記録し、3年連続で200三振超えを達成した。

カブスのGM会議での5つの注目ポイント

2025年11月8日

ワールドシリーズ終了後の最初の1週間は、これから始まるオフシーズンの土台を築く週だった。ドジャースが新たな優勝トロフィーを掲げ、パレードを催す一方で、カブスをはじめとする球団は、ロースター構成や移籍の可能性について、内部で真剣な議論を重ねていた。 来週からラスベガスで開催されるGM会議の到来とともに、オフシーズンの動きはさらに加速するだろう。これは、オフシーズン初となる、全30球団の代表者と選手代理人が一堂に会し、今後数カ月で実現する(あるいは実現しない)契約について協議を始める機会となる。 GM会議中にカブスについて注目すべき5つのポイントは以下の通りだ。 1)今永昇太が残留する可能性は? カブスは今永との契約に含まれていた3年間の球団オプションを破棄。それによって与えられた1年1525万ドル(約23億円)の選手オプションを今永が拒否したことで、今永はフリーエージェント(FA)となった。FAとなった今永に対し、カブスは2202万5000ドル(約34億円)のクオリファイング・オファー(QO)を提示した。 QOを受けた選手は11月18日までに受け入れるか、否かを決めなければならない。今永にとってはQOを受諾すれば、1年あたりの年俸は増額する。しかし、GM会議で他球団からどのような複数年契約のオファーがあるか、あるいはカブスが条件を見直した延長契約を提示する可能性があるかを早期に把握できる。

カブス、今永とタッカーにクオリファイングオファーを提示

2025年11月6日

来季、カイル・タッカーと今永昇太(32)が再びカブスのユニホームに袖を通す可能性は完全には消えていない。しかし球団は、どちらかが他球団と契約した場合に補償を得られるよう、必要な手続きを行った。 関係者によると、カブスは6日の期限までにタッカーと今永に対し、2026年シーズンの1年契約であるクオリファイングオファー(QO)を提示した。金額は年俸上位125選手の平均、2202万5000ドル(約33億7012万円)と定められている。いずれかの選手がこのオファーを拒否して他球団と契約した場合、カブスはドラフト指名権による補償を受けることになる。 2012年に現行制度が導入されて以降、クオリファイングオファーを提示された144人のうち、受諾したのはわずか14人。タッカー、今永を含む今回の対象選手たちは、11月18日午後3時(米中部時間=日本時間19日午前6時)までにオファーを受けるか拒否するかを決めなければならない。 今オフのFA市場で最も注目される打者の一人であるタッカーは、長期大型契約を求めてこの1年契約を断るとみられている。カブスは昨年12月、アストロズとの大型トレードで左のスラッガーを獲得しており、その時点で「1年限りの共闘」になる可能性を承知していた。 ナ・リーグ地区シリーズでブルワーズに敗れてシーズンを終えた後、タッカーは今後の去就について明言を避けた。 「どうなるかは分からない。この先のことは誰にも分からない。もし他球団と契約することになっても、この仲間たちと一緒にプレーできて光栄だったし、みんなの幸運を祈っているよ」と語っていた。

今永FAのカブス、先発ローテの問題にどう対処していくのか

今永の次のステップはクオリファイングオファーの有無
2025年11月5日

カブスがナショナル・リーグの地区シリーズの進出した時点で、クレイグ・カウンセル監督が持つ先発ローテーションの選択肢は限られていた。新人ケイド・ホートンは負傷離脱し、今永昇太は不振。ほかの先発候補数人もブルペンにおり、マシュー・ボイドとジェイムソン・タイオンの両ベテランが重責を担うことになった。 今永が一連の契約オプションの選択を経て、フリーエージェント(FA)になるという決断を下す前から、カブスの課題は明確だった。2026年にポストシーズンを勝ち進むためには、先発ローテーションのさらなる強化が必要ということだ。 ジェド・ホイヤー編成本部長はシーズン終了後の記者会見で「(先発投手の補強が必要であることがハッキリしたのは)私にとって最大の収穫だ。シーズンの長い戦いの中で、私たちは本当にいいチームで、いいポジションにいると思っていた。しかし、最終的には負傷者が出てしまった。短期決戦の性質を考えると、使える投手がもっと多ければよかったと思う」と反省を口にした。 今永がFAになったことを踏まえ、カブスの先発投手陣の状況には「3つのクエスチョンマーク」がある。 【1】今永を引き留める可能性は? カブスは今永を2028年シーズンまでチームに残すという選択をせず、3年5775万ドル(約86億円)の球団オプションを破棄した。その後、今永も1年1525万ドル(約23億円)の選手オプションを破棄。その結果、今永はFA市場に出ることになった。 今永が選手オプション(選手が持つ契約延長の権利)を破棄したのは当然の選択だった。なぜなら、カブスに残留する場合に年俸が上昇する可能性があるからだ。32歳の今永はカブスから1年2202万5000ドル(約33億円)のクオリファイングオファーを受ける資格がある。もしカブスがクオリファイングオファーを提示し、今永がそれを受諾した場合、今永は選手オプションを行使する場合よりも高い年俸でカブスに残留することができる。今永がクオリファイングオファーを拒否し、他球団と契約した場合、カブスは来年のドラフトで補償指名権を得ることができる。 クオリファイングオファーの制度がスタートした2012年以降、クオリファイングオファーを提示された144人のうち14人しか受諾していない。今永もカブスから提示されたクオリファイングオファーを蹴る可能性があるが、だからといってカブス残留の可能性が消滅するわけではない。1人のFA選手として、カブスと新たな契約を結ぶこともできる。なお、今永は2026年だけでなく、2027年にも年俸1525万ドル(約23億円)の選手オプションがあったため、実質的には2年3050万ドル(約46億円)の契約を破棄したことになる。つまり、FA市場ではこれを上回る契約を目指すことになるだろう。