ヤンキースOBが迷走する球団を批判

ブーン監督がジーター、ロドリゲスの批判に反応

August 3rd, 2025

3日(日本時間4日)、ヤンキースは敵地でマーリンズに7-3で敗れ、スイープ負け(3連敗)を喫した。そんな現状のチームに対し、前日のブレーブスとレッズによる「スピードウェイ・クラシック」の試合前の番組に出演したヤンキースOB、デレク・ジーターとアレックス・ロドリゲスが痛烈な批判を浴びせた。

「彼らはミスをしすぎている。良いチーム相手にあれだけのミスを犯しておいて、それで済むはずがない。そんなのはあり得ない。今日は走塁ミスもあった。(第2戦の初回にトレント・グリシャムが)ホームでアウトになったのを見ただろう。こんなミスを繰り返してはいけない。改善しなければならない」とジーターは語った。

ロドリゲスも同意見で、現在のヤンキースの文化には「けじめ」が欠如していると主張した。「もし私たちの誰かがミスをしたら、ベンチで座り続けることになっていただろう。ミスが次から次へと続くのを目にしているが、何の責任も問われていない」と、リーグを代表する強豪だった自身の現役時代と重ね合わせ、現状を嘆いた。

このコメントはアーロン・ブーン監督の知るところとなり、同監督はチームがもっと良いプレーをしなければならないと認めた。

「いいかい、われわれはヤンキースなんだ。試合に負けた時、それがミスやその周辺で起きたことなら、批判されても仕方ない。結局のところ、われわれには素晴らしいチームになるための要素がすべて揃っている。それを最大限に生かすのは、私とチーム全員の責任だ」

ヤンキースは5月下旬まで、ア・リーグ東地区で7ゲーム差をつけて首位を保っていたが、マーリンズにスイープされ、ヤンキースは60勝52敗となり、ブルージェイズとレッドソックスに次ぐ地区3位に後退した。

そしてブーン監督は、チームに規律が欠けているというロドリゲスの意見に反論し、たとえ外部から見えなくても内部ではけじめをつけ、責任をとる意識は確かに存在すると述べた。

「『けじめ』という点には少し異論があるが、現実として、私たちは毎日、最善を尽くすことに集中している。そうするしかない。でも、それが実現しなかったり、私が思うような、あるいは人々が思うような成績を残せなかったりすることもあるのは理解している。それはチームに付き物だから」

結局のところ、現場での結果が最も重要だ。「言い訳は通用しない。もっと良いプレーをしないといけない。もっと良いプレーをしなければ、先には進めないだろう」とジーターは語る。

また、ロドリゲスは先発ローテーションにも言及し、ヤンキースはトレード期限にリリーフ投手のデビッド・ベドナー、カミロ・ドバル、ジェイク・バードを獲得したが、先発投手に今以上の結果が求められると語った。

例えば、1日(同2日)の13-12の逆転負けは、6-0とリードしていたにもかかわらず、カルロス・ロドンが5回を投げきれなかったことに端を発した。ロドンは後に、この早すぎる交代を「受け入れられない」と述べた。

ロドリゲスは「マリアーノ(リベラ)、マイク・スタントン、ジェフ・ネルソンを擁する98年のブルペンを復活させても変わらないだろう。投手陣が3回1/3、4回1/3しか投げられないなら、うまくいかないよ」と語る。

ブーン監督は、ヤンキースには優勝を狙えるだけの力があるが、時間はなくなりつつあると主張し、「本当に良いチームになるための要素は揃っている。それをもっと一貫して示していく必要がある」と語った。