ジャッジが9月の復帰へ マイナーでの調整は見送る予定

August 27th, 2026

アーロン・ジャッジにとっての理想は、マイナーでのリハビリ出場を経ず、9月中に右翼の守備へ戻ることだ。実現すれば、5月31日(日本時間6月1日)以来となる先発出場になる。

しかし、そこへ至るまでには、いくつもの段階をクリアしなければならない。ア・リーグMVPを3度受賞している主将が、本当にマイナーの試合へ出場せずメジャーに戻れるかは、まだ分からない。

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それでもジャッジは、十分に実現可能な状態だと語る。

「状態は最高だ。だからこそ、少しペースを上げて、屋外や打撃ケージでの練習量を増やしている。感触は良いし、このまま前進してほしい。今は練習量の問題だ。かなり長い間プレーしていないので、運動量やスイング数を元に戻そうとしている」

復帰希望日を聞かれると、ジャッジは「できるなら明日だ。でも、許可してもらえるかは分からない。近いうちに戻れたらと思う」と答えた。

右肋骨骨折からの復帰を目指して調整が続いているが、まだメジャー級の速球を相手に打撃練習はしていない。それでも練習量は増えており、当初のプールでの運動と屋外でのランニングから、ティー打撃とトス打撃へ進んだ。負傷者リスト(IL)入り後にバットを振ったのは、この時が初めてだった。

アーロン・ブーン監督によると、ジャッジは今週前半に一度、室内でケーシー・ダイクス打撃コーチ補佐を相手にオーバーハンドの打撃練習を行い、約15スイングを行った。

「ちょうどグラウンドでの打撃練習と試合前の準備へ向かっているところだった。足を止めて、6スイングほど見た。“アーロン・ジャッジだ”と思ったよ。心強い内容だった」とブーン監督は語った。

またマイナーでのリハビリ出場を避けたいという考えは、明確に指揮官にも伝えている。

「私にもそう言っていた。その段階まで来たら、あらゆることを話し合って決める」と監督は笑顔で語った。

2Aサマセットや3Aスクラントン/ウィルクスバリのファンにとっては残念かもしれないが、ブロンクスでは大歓迎だろう。実際、ジャッジはマイナーでのリハビリ出場を省いて復帰した経験がある。

「おそらく今回と同じくらい離脱した2023年も、マイナーではリハビリ出場をしなかった。なぜ打席を無駄にする必要があるのか。なぜマイナーの試合で時間を使う必要があるのか。長くプレーしてきたから、グラウンドで何をすべきか、どう調整すべきかは分かっている。2Aや3Aで打席を消費する必要はないよ」とジャッジは語った。

ジャッジは、投球再現マシン「Trajekt」、ピッチングマシン、リハビリ中の投手との対戦を組み合わせれば、打撃練習の量を増やせると説明した。タイミングを取り戻すことは「自転車の乗り方を思い出すようなもの」だろうという。また、復帰後は右翼を守るつもりだと話した。

「自分は外野手だから、外野で復帰したい。監督ではないし、打順を決めるのも自分ではない。それでも、外野のどこかを守れたらと思う」とジャッジは語った。

これは、ブーン監督が今週前半に語った内容とも一致する。ヤンキースにはルイス・ガルシアJr.、ポール・ゴールドシュミット、ベン・ライスらDHの候補がすでに多くいるため、ジャッジは基本的に外野で起用する方針だ。

ジャッジは試合前練習で、最大100フィート(約30.5メートル)の距離でキャッチボールを行い、外野で飛球も捕っている。肋骨骨折の原因は4月26日のヒューストン戦で試みたダイビングキャッチだったとし、「偶然起きたアクシデント」と表現。外野復帰後は状況を見極めながらプレーできると話した。

「これからもグラウンドへ出たら、可能な限りすべての打球をアウトにしようとする。ただ、特にシーズン終盤の今は、賢くプレーしなければならない。ワールドシリーズ第7戦なら、間違いなく飛び込む。そこはこれからも変わらないと思う」