【ヤンキース2-5カブス】ニューヨーク/ヤンキースタジアム、7月12日(日本時間13日)
ヤンキースのスーパースター、アーロン・ジャッジが新たな歴史を作った。
試合はカブスに2-5で敗れたものの、九回の2ランでキャリア通算350号をマークし、史上最速での記録到達となった。
この日はジャッジのメジャー通算1088試合目。これまでの記録保持者は、マーク・マグワイアの1280試合で、ジャッジはそれより192試合も早い記録達成となった。
「言葉で言い表せない。別のリーグでプレーしているみたいだ。350という数字もすごいけど、約200試合も早く到達したという事実が、彼の偉大さを証明している」とアーロン・ブーン監督も思わず脱帽する。
ジャッジは最初、言葉に詰まりながらも、10年のメジャーキャリアで出会ってきたチームメートへの感謝を伝えた。
「勝っていれば最高だったね。素晴らしいチームメートにたくさん恵まれて、良いチームでプレーできた。彼らが常にベストな環境を整えてくれたおかげで、自分も最高のパフォーマンスが出せている。過去のすべての仲間に感謝を伝えたい」
偶然にも、ジャッジとマグワイアは過去に何度か交流がある。しかし、内容はホームランの打ち方ではなかった。2020年にジャッジと同じタイミングで、マグワイアの息子が肋骨を骨折し、その治し方などについて話していたという。
「(マグワイアが)どうやって治したか、どんなことをしたかを聞いてきて、僕は簡単にアドバイスをして、他にも軽く話をした。彼は人としても素晴らしいよ」
記念すべき350号は、今季35号。シーズン前半戦における本塁打数としては歴代4位タイに並んだ。今季の本塁打王争いは、マリナーズのカル・ローリーが前半戦のMLB記録にあと1本と迫る38本。ハイレベルなタイトル争いが繰り広げられている。
