ジャッジ、ルーキー投手の挑発に特大弾で回答

ヤンキースには絶対に入団しないと発言

June 8th, 2025

「ヤンキースに入るくらいなら引退する」

熱烈なレッドソックスファンの父親を持つ、レッドソックスの新人右腕ハンター・ドビンズの挑発的な発言に、主砲アーロン・ジャッジが鮮烈な一撃で応じた。

試合前、地元紙ボストン・ヘラルドに対してドビンズは「もしヤンキースから最後の契約オファーが来ても引退する」と発言。

ドビンズがマウンドに上がると右翼席からは大ブーイングが飛ぶ中、ジャッジはドビンズの直球97.5マイル(156.9キロ)を右翼ブルペンの遥か上に運んだ。打球速度は108.6マイル(約175km/h)、飛距離は436フィート(約133m)を記録。今季22号本塁打で3位に浮上した。

このドビンズの『舌戦』について、ヤンキースのジャズ・チザムJr.は「こういうコメントがライバル戦をさらに盛り上げる。ファンも面白がってくれるから大歓迎。でもルーキーなのに自分から可能性を狭めるようなことを言って大丈夫かな」とルーキーを気づかう場面も。

一方、アーロン・ブーン監督も「まだ若い選手。自分のチームへの忠誠心を語っただけだろう」と冷静に受け流した。

火花散る伝統の一戦は、ルーキーの挑発的なコメントで開幕からの因縁をさらに深めている。