ジャッジ、ワールドシリーズ制覇を目指し、LA五輪と次回大会出場へ意欲

5:35 AM UTC

ジョージ・M・スタインブレナー・フィールドの慣れ親しんだ廊下を歩くアーロン・ジャッジ(33)の足取りには、ワールドベースボールクラシック(WBC)のアメリカ代表がベネズエラに敗れた悔しさがまだ残っていた。

ジャッジは「最後の数試合のことをまだ考えている。腹立たしいよ」と話した。

「でも、ここに戻ってチームメートのみんなと会い、ピンストライプのユニホームに袖を通せば、ヤンキースでの活動に戻って優勝を目指す時だ」

アメリカ代表のキャプテンとしてWBCを戦い終えたジャッジは、ヤンキースでの本来の役割に戻った。20日(日本時間21日)に行われたオリオールズとのオープン戦には、DHとして出場した。

アーロン・ブーン監督(53)は、3月25日にサンフランシスコで行われるジャイアンツとの開幕戦に向け、ジャッジの今後数日間の調整を軽めにすると明かした。22日のフィリーズ戦は右翼の守備に就き、23日はアリゾナでのオープン戦でカブスと対戦する。

ブーン監督は「体は仕上がっているし、準備は整っている。数日間、負荷を落とすことが本人にとって良い方向に働くだろう」と話した。

打線が振るわず、ベネズエラに2−3で敗れた決勝で無安打に終わったジャッジにとって、銀メダルは悔しい結果だ。大会通算では7試合で27打数6安打、打率.222、1二塁打、2本塁打、5打点だった。

ジャッジは、その悔しさを、アメリカ代表のクラブハウスで「特別なもの」と表現した経験で補おうとしている。

「アメリカを代表した選手のみんなについて、それぞれの球団はそんな選手たちがいて幸運だ。1人1人が特別な存在だ」

ジャッジは、負けたら終わりのトーナメントの雰囲気についても絶賛した。3月9日にローンデポパークで行われたメキシコ戦前の練習では何も聞こえないほどだったと振り返り、ワールドシリーズを含めても、これまで経験した中で「最も熱狂的な観衆の一つ」だったと語った。

162試合のシーズンで維持するのは難しいと認めつつも、そのレベルの熱気が毎晩あればいいと話した。

ジャッジは「これまで戦ってきたすべての試合と同じように非常に重要な試合だった。左翼席や右翼席にバンドがいるのは違う。ワールドシリーズのチケットは、ファンにとって手が届かないこともあるからね」と語った。

対戦相手が示した「情熱」や「感情」に感謝しているとも付け加えた。アメリカ代表は外に出すエネルギーが足りないと批判されたが、ジャッジは家族や友人らからもそのような声を聞いたという。

ジャッジは「みんなそれぞれ違う。文化もそれぞれだ。メキシコやイギリス、ドミニカ共和国のチームがやっていたことはすべてすごかった。野球を楽しむ選手たちの姿は素晴らしかった。もし私たちに情熱がないと言うのなら、私の情熱は誰も見ていないところで打撃ケージに入って打ち込むことだ」と語った。

「6歳のころ、裏庭で父と一緒に練習に励んだ。子供のころの情熱はそこから来ている。あのように感情を表に出さないからといって、野球を愛していないわけではない」

ジャッジは、2028年のロサンゼルス五輪や将来のWBCなど、再びアメリカ代表としてプレーする機会を熱望している。

「チャンスがあればいつでも出たい。前回(2023年)も逃したくはなかった。17年は新人だったが、出場できなくて腹立たしかった。とにかく、機会があればいつでも出たい」