アーロン・ジャッジ(34)が、ヤンキース打線への復帰に向けて重要な段階に進んだ。ア・リーグMVPを3度受賞した主砲は、屋外でのランニングや上半身の筋力トレーニングなど、軽い運動を始める許可を得た。
ジャッジは5日(日本時間6日)のカージナルス戦前、ヤンキースタジアムのグラウンドで調整した。アーロン・ブーン監督(53)によると、4日(同5日)に受けた最新の画像検査で回復が確認され、トレーニングの強度を上げられる状態となった。
「今季中に復帰する。復帰できない理由はないと思う。できるだけ早く戻る計画は最初から変わっていない。今季プレーしないと考えたことは一度もない」とジャッジは復帰への意欲を示した。
ブーン監督も「チームに戻るための過程で重要な一歩だ。ピンストライプのユニホームとスパイクを身に着け、午後にグラウンドへ向かう姿を見られたのは良かった」と喜んだ。
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ジャッジは右肋骨骨折のため、5月31日(同6月1日)を最後にメジャーの試合から離れている。4月26日(同27日)のアストロズ戦で外野の打球に飛び込んだプレーが負傷の原因だという。
6月5日(同6日)に、同2日付で10日間の負傷者リスト入り。その後、60日間の負傷者リストへ移された。復帰時期の目安はまだ示されていない。
「4日(同5日)に検査を受けて、ランニングを始めると言われた瞬間、『分かった。外で会おう』と答えた。少し強引に進めた部分もある。今後の予定が決まれば、みなさんにも伝える」とジャッジは説明した。
ヤンキースは今季中の復帰を見込んでいる。ただ、野球の練習をまだ再開しておらず、5月31日以降はバットも振っていない。現時点では、9月中の復帰が最も現実的な見通しとなっている。
「今後は、運動を再開した際の症状を見ながら進める」とブーン監督は説明した。
「屋外でのランニングは新たな段階で、上半身の筋力トレーニングもできるようになる。それらを問題なくこなせれば、いずれ野球の練習へ移る」
ヤンキースは当初、ジャッジの症状が完全になくなってから再び画像検査を行うとしていた。しかし、5日(同6日)の本人の説明によると、痛みはまだ残っている。
「肋骨が折れているから、痛みは感じる。ただ、治ってきている。確認したかった回復が見られたので、少しずつ運動を増やし、現在の状態を試せる。残された日数は少なくなっている。あと52日か53日しかない。グラウンドに戻らなければいけない」とジャッジは復帰を急ぐ姿勢を示した。
ブライアン・キャッシュマンGM(59)は今週、ジャッジの復帰について「非常に楽観的」との見通しを維持する一方、リハビリに確実な保証はないと慎重な姿勢も示した。
「その時期までに復帰し、チームへ合流できる可能性はかなり高いと考えている。私もそう願っているし、本人も医師も同じ考えだ。ただ、復帰時期は常に変わる可能性がある」と、キャッシュマンGMは3日(同4日)に説明した。
ヤンキースには、別のオールスター選手にも明るい動きがあった。コディ・ベリンジャー(31)が屋外で打撃練習を行った。
ベリンジャーがグラウンドで打撃練習を行ったのは、7月26日(同27日)に左太もも裏を痛めて以来初めて。負傷の程度はグレード2で室内では打撃を続けていたという。
離脱期間は負傷から4~6週間の見込み。ベリンジャーは、短い方の期間で復帰できるよう期待している。
「打撃は問題ない。直線を走る分にはかなり良い感覚がある。もちろん、まだ全力ではない。俊敏性や左右の動きを確認した。状態はかなり良い。まだ何も全力ではできていないが、日ごとに確実に良くなっている」
