【ブルージェイズ2−0ヤンキース】ニューヨーク/ヤンキースタジアム 5月21日(日本時間22日)
ヤンキースの主砲アーロン・ジャッジに、珍しく快音のない試合が続いている。キャプテンの一打で流れを引き寄せたいチームも、ここ数試合は得点力不足だ。
今週初めには、チームメイトのベン・ライスが今季16号本塁打を放ち、チーム最多に並んだ。4月には「ライスに追いつかれるわけにはいかない」と語っていたジャッジだが、この日はブルージェイズ戦で無安打に終わり、その後も流れを変える一打は出なかった。
「打席で十分な仕事ができていない。ボールが見えていないわけではない。ただ、振るべき球をしっかり選べていないだけだと思う」と主砲は振り返る。
一般的な選手なら、数試合の無安打は大きな問題にはならない。しかし、3度のア・リーグMVPを誇るジャッジは話が別だ。
ブルージェイズとの第3戦では4三振、最終戦も無安打に終わり、これで打点なしの試合は、自身のキャリア最長タイの10試合連続となった。
「今は少しそういう時期だと思う。タイミングが少しずれているだけで、そのうち良い流れは必ず来る。速球に差し込まれたり、少し前に出されているだけだ」とアーロン・ブーン監督は語る。
ジャッジは今季51試合で打率.250、16本塁打、30打点、OPS.935を記録しており、本塁打数はベン・ライスと並んでメジャー3位タイ、OPSはリーグ7位につけている。
ブーン監督は普段から「ジャッジは他の選手とは違う次元でプレーしている」と評価しており、多少の不調でも大きな心配はしていない。
「打者が調子を崩すときは、ほとんどがタイミングの問題だ。彼ならすぐに修正してくるし、いずれ相手投手が痛い目を見ることになるだろう」と指揮官。
今週末はレイズとの3連戦を迎える。首位を走る相手がヤンキースタジアムに乗り込んでくるだけに、打線の再点火が求められる。
「勢いのあるチームとやるのは簡単じゃない。前回対戦でもやられているし、こちらも細かい部分を修正しないといけない。そうすれば、本来の形に戻れると思う」とジャッジは説明し、「打線自体は悪くない。いい場面で一本が出て、必要なときに四球を選べれば流れは変わる。あとはランナーをためることだ」と巻き返しを誓った。
