ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMは4日(日本時間5日)、報道陣の取材に応じ、右肋骨の疲労骨折で離脱中の主将アーロン・ジャッジが今季残り試合を欠場する可能性について「その可能性を完全に否定することはできない」としながらも、復帰には前向きな見方を示した。
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「(今季絶望の)可能性もゼロではない。ただ、現時点では楽観視している。もちろん課題はあるが、どの可能性も排除できない」
ジャッジは5月31日(日本時間6月1日)を最後に戦列を離脱。2カ月以上が経過した現在も野球活動再開の許可は下りておらず、首や下半身のトレーニングにとどまっている。
オールスター期間中に受けた再検査では、「骨は治りつつあるが、まだ完治には至っていない」と本人が明かしていた。今後も画像検査を受ける予定だが、その時期についてキャッシュマンGMは明言を避けた。
復帰時期の見通しは立っていないものの、球団はこれまで一貫してレギュラーシーズン中の復帰を見込んでいる。
「その時期に戻ってきてくれる可能性は非常に高いと思っている。私自身もそう信じているし、本人もそう考えている。医師団も同じ見解だ。ただ、リハビリは常に状況が変わるものだから、なんとも言えない」
離脱前、ジャッジは59試合に出場し、17本塁打、OPS.908をマーク。負傷は4月下旬に負ったとみられるが、その後も約1カ月間プレーを続けていたという。
ジャッジを欠く54試合で、ヤンキースは27勝27敗の五分。さらにコディ・ベリンジャー、ジャンカルロ・スタントンも負傷離脱した影響は大きく、6月1日以降のチーム打線は1試合平均得点3.96(メジャー26位)、打率.221(同30位)、出塁率.283(同30位)、OPS.672(同27位タイ)と軒並み低迷している。
それでもア・リーグ東地区首位レイズとは3.5ゲーム差、ワイルドカード争いでは首位をキープ。打線の立て直しへ、トレード期限でナショナルズから獲得したルイス・ガルシアJr.内野手、ジャイアンツから加入したヘリオット・ラモス外野手の活躍に期待がかかる。
そのガルシアJr.は3日(同4日)のカージナルス戦でデビューし、勝ち越し本塁打を放っていきなり存在感を示した。チームは敗れたものの、6得点以上を挙げたのは直近41試合でわずか4度目と、低迷する打線に明るい材料となった。
