右肋骨骨折のアーロン・ジャッジ、負傷者リスト入り後初めて投球から打撃練習

シュミットは救援復帰へ、リハビリ登板開始が近づく

August 25th, 2026

26日(日本時間27日)、ヤンキースの選手たちが打撃練習のためグラウンドへ出る中、最も重要な動きは本塁から約100フィート(約30.5メートル)離れたベンチ裏で進んでいた。

アーロン・ジャッジ外野手(34)が室内打撃ケージで打撃練習を行っていた。

アーロン・ブーン監督(53)は室内施設を指しながら、「ジャッジは今、下で打っている。状態は良さそうだ」と話した。

ジャッジはスイングを重ねるたび、実戦復帰へ一歩ずつ近づいている。この日は右第1肋骨の疲労骨折から復帰を目指す中、初めてオーバーハンドの投球に対して打撃練習を行った。

送球距離も100フィート(約30.5メートル)まで伸ばしている。ヤンキースタジアムの外野ではランニングも実施。クラーク・シュミット投手(30)が実戦打撃で打者と対戦する間に走り込んだ。これまではティー打撃とトス打撃を中心に行っていた。

ブーン監督は「外野で打球も追っている。体をグラウンドでの動きに慣らす目的だ。かなり順調に進んでいる」と経過を説明した。

ヤンキースは今後、復帰までの具体的な日程を示していない。通常はオーバーハンドの打撃練習を終えた後、通常のピッチングマシンや高性能投球マシン「トラジェクト」で球速の速いボールを打つ段階へ進む。

その後、ジャッジは実戦形式の打撃練習へ進み、マイナーでのリハビリ出場を経てメジャー復帰を目指す見込みだ。

ブーン監督は「予定表は作っているが、進み具合に応じて調整する。段階を一つずつクリアして次へ進む。予定より早く進む場合もあれば、少し戻る場合もある」と説明した。

DHに専念できれば、復帰時期を多少早められる可能性もある。ただ、ブーン監督はルイス・ガルシアJr.内野手(26)、ベン・ライス捕手(27)、ポール・ゴールドシュミット内野手(38)らの起用を考慮し、ジャッジには打撃だけでなく右翼守備も求める方針を示した。

「DHで出場する日もあると思うが、基本的には守備にも就いてもらう予定だ」

マックス・フリード投手(32)は前日、実戦形式の打撃練習で4イニングを想定し、60球を投げた。順調なら29日(同30日)に先発復帰する可能性がある。

一方、シュミットはベンチコーチのブラッド・オースマス氏(57)とブルペン捕手レイニエロ・コア氏(35)を相手に実戦形式で投球した。今週後半にマイナーでリハビリ登板を開始し、救援投手としての復帰へ準備を進める予定。昨年7月に受けたトミー・ジョン手術からの復帰を目指している。

シュミットは「1イニングでも5球でも30球でもいい。とにかくマウンドに戻って勝負したい。今の時期を考えれば、『先発で投げるべきだ』と主張するつもりはない。現時点では65~75球まで球数を増やす時間がない」と話した。

「先発すれば、今はブルペンに負担をかけるだけだと思う。とにかく試合で投げたい。今年中に少しでもマウンドに戻り、来季のフルシーズンに備えたい」と続けた。

マット・ブレーク投手コーチ(41)は、シュミットの速球に球威があり、カーブも良かったと評価した。速球は94~95マイル(約151.3~152.9キロ)を計測。シュミットも「登板するたびに球の状態が良くなっている」と手応えを口にした。

ブーン監督は「メジャーで非常にいい先発投手だった。もちろん今年中にそこまで戻る時間はない。ただ、本来の投球ができれば多くの武器がある。リリーフで1イニングでも2イニングでも、役割を担えると思う。間違いなくチームの力になれる」と期待した。