ブルワーズ・ウリーベの行動、マーフィー監督「容認できない」

May 27th, 2026

カージナルス0−6ブルワーズ】ミルウォーキー/アメリカンファミリーフィールド、5月26日(日本時間27日)

ブルワーズの救援投手アブナー・ウリーベ(25)は、八回にビジター側ダグアウトに向かって卑猥なジェスチャーをした後、カージナルス以外の全員に謝罪した。

自称「高揚しやすいタイプ」でそれに合わせた速球を持つ右腕のウリーベは、6点リードの場面でマウンドに立ち、2死から四球と安打を許したものの、アレク・バーレソン(27)から見逃し三振を奪ってピンチを切り抜けた。ウリーベは胸を叩き、空を指差した後、カージナルスのダグアウトの方を振り向き、後にミルウォーキーのパット・マーフィー監督(67)が「容認できない」と表現するようなジェスチャーを何度か行った。

ウリーベは、バーレソンが見逃し三振の判定にチャレンジしたことにすぐには気づかなかった。リプレー検証の結果、三振の判定は維持された。

マーフィー監督は「ただ容認できない。ウリーベに何が起きたか全く分からない」と語った。「ウリーベは感情的な男だが、あのような振る舞いは私たちのやり方ではなく、恥ずかしく思った。6−0の試合であんなことをする理由がどこにある? そこで何をしている? 私の知らないもっと深い事情があるに違いない」と問題のシーンを振り返った。

「私はウリーベを愛している。信じてほしい、ウリーベを愛している。この若者には良いところがたくさんある。多くの面でチームのために本当に素晴らしい働きをしてくれた。しかし、あれは容認できない」と釘を刺した。

ウリーベは通訳のダニエル・デ・モンデセルトを伴って取材に応じた。

「まず第一に、ここにいる皆さんは私を知っており、私がどのような人間か、そしてマウンド上で感情的になりやすい過去が少しあることも知っている」とウリーベは語った。「ブルワーズ、チームメート、監督、そしてチームのすべての首脳陣に謝罪しなければならない。マウンドに上がってあのような反応をすることが容認できない行為だと理解している」と反省の弁を述べた。

しかしその後、ウリーベは、25日(同26日)のシリーズ初戦で目撃したとされる出来事を理由に、カージナルスのオリバー・マーモル監督(39)へ怒りの矛先を向けた。この試合は、ジェイコブ・ミジオロウスキー(24)の12三振と103マイル(約166キロ)の剛球もあり、ブルワーズが5−1で勝利していた。

「相手の監督がわれわれのダグアウトに向かって、ぶつけるぞというサインを出すことがプロフェッショナルだとは思わない」とウリーベは語った。「今日の練習中にも起きた出来事があり、それも正しいとは思わない。自分は常にチームメートを支持している」と続けた。

26日(同27日)の打撃練習中に何が起きたか説明を求められると、ウリーベは「それについてコメントすることはない」と答えた。

また、マーモル監督から何を見たと思っているか詳細を尋ねられると、ウリーベは25日の試合中の出来事だと言うにとどまった。具体的な状況について詳しく説明しなかった。

「『イェリ』(クリスチャン・イェリッチ=34)やウィリアム(・コントレラス=28)が打席に立つたびに、マーモル監督が出しているサインがあった」とウリーベは語った。「ダグアウトでやっていたジェスチャーがある。あのようなジェスチャーをすることがプロフェッショナルだとは思わないし、選手たちが、ぶつけられるかもしれないという恐怖を抱えたり、本来やりたいプレーができなかったりする状態でグラウンドに出ることが正しいとは思わない」と敵将の行為について言及した。

ウリーベがコメントを残した時点でビジター側のクラブハウスはすでに記者に対して閉鎖されていたが、この主張について知らされると、カージナルス側は否定した。

マーモル監督は、ウリーベがブルワーズのダグアウトに戻るとすぐにマーフィー監督が行動を起こしたことに気づいていた。

「あちらのチームとマーフ(マーフィー監督)がそちら側で対処しているように見えた」とマーモル監督は語った。「相手の選手であり、私たちは自軍の選手に対処するが、向こうで処理しているようだった」と説明した。

ウリーベは、今月上旬にセントルイスのブッシュスタジアムで行われた対戦から、両チームの間に過去の因縁はなかったと語った。このシリーズはタイに終わったが、ブルワーズの勝利で終わり、現在の14勝4敗という快進撃につながり、ブルワーズはナ・リーグ中地区の5位から首位へと浮上した。しかし、八回の少し前にウリーベがカージナルスの捕手イバン・ヘレラに対して内角高めに速球を1球投じ、2人が短い言葉を交わす場面があった。

「カウント2−0から頭の高さに速球を投げ込まれて、面白いわけがない。『低めに投げろ』と言ったら、ウリーベは笑い始めた」とヘレラは語った。「自分はおかしなことは何もしていない。ウリーベがやった行動は、チーム全体に対する無礼だと感じている。自軍で対処し、前に進むことを望んでいる」と忠告した。

「これも試合の一部だが、チーム全体にあんな態度をとっていいはずがない。自分に文句があるなら、直接言いに来い。このチームを侮辱するな。こちらが同じことをするつもりはない。そこから先は分かっているはずだ」

ブルワーズの左腕カイル・ハリソンがミルウォーキーでの先発10試合で防御率1.57に下げた、本来なら気分の高揚するブルワーズの勝利についてマーフィー監督が質問に答える頃には、この事態はチーム内ですでに対処されていた。

「すでにウリーベとこの件について話をした。MLBが何らかの処分を下したとしても驚かない。言っている意味が分かるだろう? あんなことをしてはいけない。人間にはみな感情があり、色々なことを感じ、個人的な好き嫌いもあり、感情が高ぶることもある」とマーフィー監督は語った。

「本塁打、奪三振、九回のセーブなどについては理解しているが、私が思うに、もしあのチャレンジ判定が覆っていたら、気持ちを切り替えてマウンドに戻り、投球しなければならなかった。ここはメジャーリーグだ。相手打者が気持ちを切り替え、安打、ポテンヒット、本塁打と続けば、あっという間に6−5になってしまう」

「本当に良いチームになろうとしているなら、あのような振る舞いをする余地はない。ここ数年やってきたことを繰り返そうとしているなら、あるいはそれ以上のことをしようとしているなら、試合にあんな態度は一切必要ない」と厳しく指摘した。