ブレグマン、魂の全力疾走で44打席ぶりの安打が決勝点

吉田が3安打3得点。エースのクローシェは自己ワーストの7失点

September 3rd, 2025

レッドソックス11-7ガーディアンズ】ボストン/フェンウェイパーク、9月2日(日本時間3日)

ここ最近調子を落としていたアレックス・ブレグマンに、44打席ぶりに一番大事な場面で安打が生まれた。

7月11日に右太ももの肉離れから復帰したものの、まだ全力疾走はできない状態のブレグマンだったが、7-7の同点で迎えた八回2死一、三塁から三塁線へのゴロを放つと、全力で一塁を駆け抜け、それが決勝のタイムリー内野安打になった。

打線はこれで勢い付き、ジャレン・デュランのタイムリー二塁打、さらにトレバー・ストーリーの2点二塁打で追加点を挙げ、ガーディアンズを突き放し大量11得点で連勝。カード勝ち越しを決め、通算3連勝とした。

一方、レッドソックスのエース左腕ギャレット・クローシェにとっては苦しい登板に。5-1と4点のリードをもらいながら六回に崩れ、3本塁打を含む6失点を喫して逆転を許した。同一イニングに3本塁打を浴びたのはキャリア初で、最終的な4本塁打は自己ワーストタイとなった。今季28試合で最も悪い登板になり、6回9安打、7失点、無四球、4三振に終わった。

打線は六回に吉田正尚が二塁打で出塁すると、セダン・ラファエラが特大の16号2ランを放って同点とし、不調のエースを支えた。吉田はさらに八回に先頭打者でセンター前安打で無死の走者になり、逆転のお膳立てをする活躍。吉田は二塁打2本を含む3安打3得点でチーム勝利に大きく貢献した。

一方で、ブレイク中のルーキー、ロマン・アンソニーが四回の三振後に左脇腹の張りを訴えて途中交代するアクシデントがあった。外野手のウィルヤー・アブレイユが8月21日に10日間の負傷者リスト入りし、その穴を埋めていたアンソニーの離脱は、これからワイルドカード出場争いの真っ只中にいるレッドソックスにとって、大きな痛手となる。