「予想より悪い」ブレグマン、IL入り濃厚

三塁を埋めるのは誰か

May 24th, 2025

まだ正式な決定は下されていないものの、レッドソックスのアレックス・ブレグマンが負傷者リスト(IL)入りする可能性が高まっている。

「現時点で決めつけることはできないが、正直なところ、そうなると思っている」とアレックス・コーラ監督は、オリオールズとのダブルヘッダー初戦前の土曜朝に語った。

ブレグマンは金曜の試合で右太もも裏の張りを訴えて五回裏に途中交代しており、土曜日の試合前にMRI検査を受ける予定。球場入りした朝、本人は「思ったより悪い」とコメントしたという。

「朝会った時に『想像以上に悪い』って言ってたよ。だからMRIの結果次第で判断することになる」とコーラ監督は説明した。

ブレグマンは今季打撃面で圧倒的な存在感を見せており、土曜日の試合前時点でア・リーグ三塁手の中で長打率(.553)、出塁率(.385)、打点(35)、二塁打(17)でリーグトップ。本塁打数(11)は同ポジションでトップタイ、打率(.299)は3位につけていた。

負傷は、シングルヒットで一塁を回った走塁の時。すぐに異変を察知し、自らベンチに交代を要求した。ニック・ソガードが一塁から三塁へ回って代役を務め、土曜ダブルヘッダー初戦でも三塁で先発メンバーに名を連ねた。

コーラ監督も、ブレグマンの離脱がチームにとって大きな痛手であることを認めつつ、前を向く姿勢を見せている。

「もちろん彼の存在は大きいが、われわれは別の形で点を取る準備もしている。打線の見た目は変わるだろうが、代打や打順は柔軟に対応していく。当然誰もわれわれに同情なんてしてくれないし、それがこの世界だ」

仮にIL入りが決定した場合、三塁の代替候補としてはすでに起用されているソガードに加え、セドン・ラファエラ(監督によれば緊急時のみ)、クリスチャン・キャンベル、そして注目の有望株マルセロ・メイヤーなど複数の名前が挙がっている。メイヤーの本職は遊撃手だが、今季3Aウースターで三塁を4試合守っている。

「(三塁手の)代役には複数の候補がいて、メンバー構成やマイナー選手の昇格をするかどうか、守備のユーティリティ性など、色々な要素を考慮しながら判断している。ブレグマンがIL入りするようなら、しばらくは日替わりや選手の組み合わせで柔軟に対応していくことになる」とコーラ監督は語る。

なお、元三塁手でオールスター3回選出のラファエル・ディバースを再び三塁で起用する案については「それはない」と明言した。

春のキャンプで渋々DHを受け入れたディバースだが、ここまではDHとして絶好調。金曜日には2本塁打、自己最多8打点の大活躍を見せ、28歳以下でのレッドソックス最多本塁打記録(213本/ジム・ライス)にあと1本と迫っている。5月の20試合で28打点、打率.419、出塁率.517、長打率.757、OPSリーグトップという圧巻の成績を残している。

「彼が三塁で打っていた頃の話を持ち出す人もいるが、われわれはオフに決断を下した。この選択は合っているかもしれないし、間違っているかもしれない。ただ、外野の意見に左右されることはないよ」とコーラ監督。

「彼は今やア・リーグ最高のDH。このままならオールスターにも選ばれるだろうし、シルバースラッガー賞も受賞できるはずだ。完全に可能性を閉ざすわけじゃないけど、少なくとも現時点で(起用法を)変えるつもりは無いよ」