救援右腕キットリッジがカブスからオリオールズに復帰

November 4th, 2025

オリオールズは4日(日本時間5日)、カブスとのトレードで救援右腕アンドリュー・キットリッジ(35)を金銭との交換で再獲得したと発表した。

キットリッジは今季トレード期限(2025年7月)に、オリオールズからカブスへ有望遊撃手ウィルフリ・デラクルスとの交換で移籍していた。当時、デラクルスはカブスのプロスペクトランキング17位で、現在はMLBパイプラインによるオリオールズの有望株ランキング24位にランクされている。

カブス移籍後のキットリッジはシーズン終盤に好投を見せ、21回2/3で防御率3.32、32三振を記録。8月6日のレッズ戦では3者連続三振の『イマキュレート・イニング(9球で3アウト)』を達成するなど存在感を示した。

さらにポストシーズンでもブルペンの主力として登板。ワイルドカードシリーズ(対パドレス)全3試合、ナ・リーグ地区シリーズ(対ブルワーズ)2試合に登板し、計5回で3失点、防御率5.40だった。わずか数カ月のカブス在籍を経て、キットリッジは再び古巣ボルチモアのマウンドに戻ることになる。