「ごめん、ごめん」マカッチェン、レンジャーズでの初HRでファンに謝罪?

March 29th, 2026

フィリーズのファンは熱い。

2019年から21年にフィリーズでプレーしたアンドリュー・マカッチェンは、フィリーズのファンを熟知している。レンジャーズの新指名打者は、フィリーズ本拠地での開幕シリーズで、ファンからどんな反応が飛んでくるか、十分覚悟していた。

29日(日本時間30日)マカッチェンが、四回にレンジャーズとして放った初本塁打の3ランを放つと、スタンドのファンの1人が思わず声をあげた。

「マジかよ!カッチ、マジかよ!」

本塁後方の下段スタンドから叫ぶ声に、マカッチェンは笑いながらダグアウトへ走り、肩をすくめて観衆に向かって謝った。

「ごめん、ごめん!」

試合後、マカッチェンはそのやりとりについて説明した。

「俺の友達、デイブ・Oだ。フィリーの人なら誰でも彼を知っている。少しメッセージもやり取りしてたし、滞在中に一緒に過ごしたこともある。彼は熱心なフィリーズファンだから、フィラデルフィアに来たときに会ったんだ。(打席に入る前に)『頼む、やめてくれ』って感じで話しかけてきて、俺は『無理だよ』って答えた。彼は俺の仲間の一人だよ」と話した。

マカッチェンは3月6日にレンジャーズとマイナー契約を結び、オープン戦では打率.429、OPS 1.270をマークし、開幕戦ロースター入りを果たした。

29日(日本時間30日)の試合では4打数2安打、二塁打1本、本塁打1本で3打点、2得点を記録。両安打とも昨季ナ・リーグのサイ・ヤング投票で7位に入ったフィリーズ先発へスス・ルサルドから放った。また、前日28日(日本時間29日)には延長10回に勝ち越しの決勝打も放っている。

スキップ・シューマッカー監督はベテランの活躍をこう話す。

「カッチから何が出てくるか、正直わからなかった。スプリングトレーニングでは良さそうに見えたけど、シーズンが始まるまでは本当のところはわからない。彼にはまだ力が残っているし、もっと出せる。ここ数試合でのあの大きなヒットは見事だった。ルサルドの投球がどれほど手強いか、私たちは知っている。リーグでもトップクラスの投手だ。そんな相手に本塁打を打ったのは本当に印象的だ。今の彼のプレーは観ていて楽しいね」