【ドジャース10-5ナショナルズ】ワシントン/ナショナルズパーク、4月4日(日本時間5日)
昨年四月にドジャースがナショナルズパークを訪れた際、アンディ・パヘスの立場は危うくなり始めていた。若き中堅手は不振に苦しみ、シーズン開幕から34打数4安打(打率.118)と低迷。積極的な打撃が裏目に出ていた。
結果、パヘスは初戦でスタメンから外れ、仕切り直しの機会を得た。すると復帰後は調子を上げ、3連戦の最後の2試合で連続本塁打。月末までには本来の姿を取り戻し、開幕2週間の不振から評価を覆した。
それから1年。状況は大きく変わった。
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今週末のナショナルズとのシリーズに、パヘスはドジャースで最も好調な打者として臨んだ。そしてその勢いはまだまだ衰えない。五回に右腕リリーフのブラッド・ロードから3ランを放ち、2試合連続のホームランを記録した。
この試合では三回にも単打で出塁すると、盗塁で二塁へ進み、アレックス・コールの適時打で生還。25歳のパヘスはこれで5試合連続のマルチ安打となり、これまでの自己最長記録だった3試合連続(2025年に2度記録)をすでに更新している。
開幕から8試合で、パヘスは30打数15安打、打率.500、OPS1.349という驚異的な成績を残している。特に注目すべきは、三振がわずか4度、空振りは10度で、安打数の方が5度多い点である。
シーズンを通して安打数が空振り数を上回るのは極めて難しい。昨季この記録を達成したのは14人のみ(500打席以上)で、ドジャースの選手はいなかった。ドジャースで最後に達成したのは2024年のムーキー・ベッツ(130安打、空振り123回)だった。
打席での質の高いアプローチをシーズン通して維持できるかは分からない。しかし、開幕直後の短い期間とはいえ空振りを減らしていることは、成長の兆しだ。Statcast(スタットキャスト)によると、昨季のパヘスの三振率は21.6%で、上位48%とほぼ平均的だった。
なお、大谷翔平は6打数2安打、2三振、1得点。これで連続出塁記録を39試合に伸ばしている。
