佐々木が今季初のQSも打線沈黙でドジャース4連敗
【ドジャース2-3カージナルス】セントルイス/ブッシュスタジアム、5月2日(日本時間3日) 佐々木朗希がドジャース加入以降屈指の好投を見せ、ブルペンも無失点でつないだ試合だったが、ドジャース打線はこの日も眠ったままだった。 ドジャースはカージナルスに3-2で敗れ、シリーズ最初の2試合を落とした。九回表に2点を返したが及ばず、ここ約2週間低調な打線の不振で、今季最長の4連敗となった。なお、大谷翔平は4打数無安打となった。
右腕エメット・シーハン、グラブに刻んだ「K ALS」 ALS撲滅への思い
ドジャースの右腕、エメット・シーハンがマウンドに上がるたび、グラブに刻まれたあるメッセージが目に入る。 「K ALS(ALS撲滅の願い)」 それは、野球以上に大切なものがあることを思い起こさせる言葉だ。 筋萎縮性側索硬化症(ALS)は、野球界とも深い関わりを持つ病気として知られている。ルー・ゲーリッグがこの病により1941年に亡くなったことから、その名が広く知られるようになった。 MLBでは、ゲーリッグが当時の記録となる2130試合連続出場を開始した日にちなみ、6月2日を「ルー・ゲーリッグデー」としている。一方で、5月2日もまた特別な意味を持つ日だ。1939年、この日にゲーリッグは自らヤンキースのスタメンから外れる決断を下し、キャリアに終止符を打った。 この日はもう一つの意味を持つ。 MLB.comの記者、サラ・ラングスさんの誕生日でもある。ラングスさんは2021年からALSと闘っており、昨季のポストシーズンでは、シーハンがグラブに「K ALS」と刻んでいることを紹介し、大きな注目を集めた。
大谷、6回2失点粘投も打線がチャンスで1本出ず
【マーリンズ2−1ドジャース】ロサンゼルス/ドジャースタジアム、4月28日(日本時間29日) 本調子ではない時でさえ、大谷翔平(31)はマウンドでドジャースに質の高い投球をもたらすことができた。しかし、自らを援護する機会を欠いていた。 今季初めて中5日で登板し(ドジャースでのレギュラーシーズン19度の先発でわずか3度目)、大谷は今季最多となる9人のマーリンズ打者の出塁を許した。それでも2失点(自責点1)に抑え、今季5度の先発すべてで六回を投げ切った。
山本由伸、5回4失点 逆転3ラン浴び今季3勝目ならず
【マーリンズ4−5xドジャース】ロサンゼルス/ドジャースタジアム 4月27日(日本時間28日) ドジャースの山本由伸が27日(日本時間28日)、本拠地でのマーリンズ戦に先発し、5回5安打4失点(自責3)と崩れ、防御率は2.87となった。 これまでの安定感とは一転、2026年シーズンで初めての「つまづき」だった。 開幕から5試合連続でクオリティスタートを記録していたが、この日は初めて六回に到達できず。4四球と制球に苦しんだ。 立ち上がりで、先頭打者に9球粘られて四球を与えたものの、併殺で切り抜け、その後は二回まで無安打に抑えた。三回に2死二、三塁のピンチを無失点で切り抜けたが、四回には失策も絡んで先制点を許した。
スネル復帰迫る ドジャース先発争い、朗希は生き残れるか
左腕ブレイク・スネルの復帰が近づいている。それに伴い、ドジャースは先発ローテーションの編成で難しい判断を迫られそうだ。 2度のサイ・ヤング賞を誇る左腕を欠きながらも、先発陣は昨季の勢いをそのまま維持している。26日(日本時間27日)時点でチーム防御率は2.79とメジャー全体トップ。クオリティスタート18回もトップで、投球回164回2/3はリーグ2位、WHIP1.02も上位に位置する。 連覇を支えた先発陣は、今季もチーム最大の強みで、そこにスネルが加われば、さらに盤石な布陣となるのは間違いない。 スネルは左肩の疲労で開幕から負傷者リスト入りしていたが、すでにリハビリ登板を1試合消化。5月末の復帰までにあと3試合の程度の登板が予定されている。順調にいけば、スネル復帰のタイミングで現在のローテーションから1人が外れる。今後数週間は、佐々木朗希、エメット・シーハン、そしてジャスティン・ロブレスキーが、生き残りをかけたアピールを続けることになる。
3安打で復調傾向も打撃スロースタートの大谷、その要因は?
【カブス0-6ドジャース】ロサンゼルス/ドジャースタジアム、4月26日(日本時間27日) 二刀流のスーパースター、大谷翔平は投打で対照的なシーズンのスタートを過ごしている。
不調脱出、大谷が11試合ぶりの本塁打含む3安打
【カブス0-6ドジャース】ロサンゼルス/ドジャースタジアム、4月26日(日本時間27日) 大谷翔平はこれまでも打撃面ではスロースターターとして知られてきたが、それを踏まえても今季の立ち上がりはやや異例だった。
正捕手のウィル・スミス、背中の張りで2戦連続欠場
背中の張りがあるウィル・スミスが、カブスとのシリーズ最終戦を欠場し、2試合連続で欠場した。
ドジャース打線が久しぶりに爆発!カブスの11連勝を阻止
【カブス4-12ドジャース】ロサンゼルス/ドジャースタジアム、4月25日(日本時間26日) この日のドジャースタジアムは一日中どんよりとした雲が垂れ込めていたが、実際の雨は軽く短時間にとどまった。しかし、ドジャースはそれ以上の“豪雨”を降らせた。今週なかなか見られなかった打線がようやく爆発した。
蘇る昨季の記憶、ドジャースブルペン崩れ、逆転負け
【カブス6-4ドジャース】ロサンゼルス/ドジャースタジアム、4月24日(日本時間25日) 終盤の展開は“嫌な意味で”見覚えのあるものとなった。 エメット・シーハンの今季最高の投球とウィル・スミスの3ランもあり、一時は4点のリードを奪ったドジャースだったが、ブルペンが崩れ、カブスに6-4で逆転負けを喫した。カブスは七回から九回にかけて6点を奪い、10連勝でシリーズ初戦を飾った。 なお、大谷翔平は3打数3三振1四球、鈴木誠也も4打数無安打だった。
大谷翔平、6回無失点で防御率0.38 出塁記録は53でストップ
【ドジャース0−3ジャイアンツ】サンフランシスコ/オラクルパーク 4月22日(日本時間23日) 二刀流が、まさにエースらしい熱投を披露した。 今季4度目の先発となったジャイアンツ戦で、大谷翔平は6回無失点、7三振、無四球。被安打5に抑え、防御率を0.38まで引き下げた。
大谷53試合連続出塁、球団のロサンゼルス移転後の最長記録に並ぶ
【ドジャース1−3ジャイアンツ】サンフランシスコ/オラクルパーク、4月21日(日本時間22日) 聞き覚えがある話でも、読み続けてほしい。 大谷翔平(31)は、ドジャースの過去の選手でもほとんど成し遂げていないことを継続している。実際、1900年以降ではわずか2人しかいない。 七回に救援のエリック・ミラー(28)から放った遊撃への内野安打で、大谷は近代野球におけるドジャースの歴代2位タイ、ニューヨークからロサンゼルスに移転後のドジャースとしては歴代最長の連続出塁記録に並んだ。大谷は昨季を含むレギュラーシーズン53試合連続で出塁。2000年にショーン・グリーン(53)が記録した数字に並んでいる。
一刀流・大谷、連続無失点途絶えるも圧巻の6回10三振
この日は珍しく、大谷翔平は一回表の登板後にゆっくりとマウンドを降りることができた。 15日(日本時間16日)のメッツとの3連戦最終戦で、大谷は2021年以来となる打者として出場せず投手としてのみ試合に出場した。ドジャースは、13日(日本14日)に死球を受けた右肩の打撲を考慮し、投球に専念させる判断を下した。 肩の状態に多少の不安もよぎったが、大谷は調子の良さをマウンドの上で証明した。
山本、先頭打者本塁打の後に20打者連続アウト
【メッツ1−2ドジャース】ロサンゼルス/ドジャースタジアム、4月14日(日本時間15日) メッツに先制されたが、山本由伸(27)はその後をほぼ完璧に抑えた。 山本とメッツの先発ノーラン・マクリーン(24)による白熱した投手戦となったこの一戦は、ドジャースが勝利。カード勝ち越しを決めた。八回にカイル・タッカー(29)が勝ち越しの適時打を放ち、九回は抑えのエドウィン・ディアス(32)ではなく、左腕アレックス・ベシア(30)が三者凡退に抑えてセーブを挙げた。 立ち上がり。フランシスコ・リンドーア(32)に対しボールが2つ先行した後、ど真ん中へのフォーシームを右翼席へ運ばれた。リンドーアの先頭打者本塁打により、山本の無失点記録は20回で途切れたが、すぐに立て直し、新たな記録を刻み始めた。
先発左腕ロブレスキー、メッツ相手に8回無失点の快投
【メッツ0−4ドジャース】ロサンゼルス/ドジャースタジアム 4月13日(日本時間14日) 完投試合は、多くの投手の憧れだ。だが、現代野球ではそれを行うのは至難の業だ。 ジャスティン・ロブレスキーも「いつか完投」を目標に掲げる一人だ。 この日はその理想に手が届きかけていた。メッツとのシリーズ初戦、ロブレスキーは8回90球と完璧に試合を支配し、「マダックス”(100球未満完封)」の可能性も予感させた。 だが九回、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は継投策を決め、ロブレスキーはマウンドを譲ったが、不満を口にすることはなかった。 「それは自分で勝ち取らなきゃいけない。もし今、ドク(ロバーツ監督)がタナー・スコットでいく”と言ったとしても、自分はドクを信頼するだけだ」 ロブレスキーが、メッツ戦で八回まで90球を投げ、2安打無失点とほぼ完璧な内容で、キャリアハイの快投を見せた。ローテーション3度目の登板にして、2026年のドジャース先発陣の中でも現時点でベストと言えるパフォーマンスだった。
カスパリウスが肩の炎症でIL入り ハートがメジャー昇格へ
ドジャースはメッツとのシリーズ第1戦前、右腕ベン・カスパリウスを右肩の炎症で負傷者リスト(15日間)に登録し、代わってカイル・ハートを3Aオクラホマシティから昇格させた。 カスパリウスは直近3登板でいずれも失点を許しており、12日(日本時間13日)レンジャーズ戦では2失点。登板後に肩の違和感を訴え、その後の検査で炎症が判明。13日(日本時間14日)にMRI検査を受ける予定だ。
佐々木が自己最多6三振&ワースト5四球、課題はやはり安定感
【レンジャーズ5-2ドジャース】ロサンゼルス/ドジャースタジアム、4月12日(日本時間13日) 長いシーズンの浮き沈みとうまく付き合うことは、野球というゲームの特徴の一つでもある。ただ、佐々木朗希にとっては一つ一つの登板、一人一人の打者に対してもその浮き沈みが表れる。 それはこの日のレンジャーズ戦も同様だった。佐々木は4回2失点で、メジャー自己最多となる6三振を奪った一方で、自己ワーストに並ぶ5四球も与えた。
大谷翔平、デグロムと初対戦は一球決着 2試合連続先頭弾
必要だったのは、わずか1球だった。 本拠地でのレンジャーズ戦最終戦、大谷翔平は、2度のサイ・ヤング賞を誇るジェイコブ・デグロムの初球フォーシームを完璧に捉え、右翼席へ叩き込んだ。 第2戦のジャック・ライターから先頭打者アーチに続き、これで2試合連続の先頭打者弾。連続出塁記録も46試合に伸ばした。 この記録は、1975〜76年にロン・セイがマークした、ロサンゼルス・ドジャースの近代野球(1900年以降)における球団4位の47試合連続出塁まで、あと1試合に迫っている。
ディアスの球速低下にロバーツ監督「慎重に見極めたい」
ドジャースの新守護神エドウィン・ディアスは10日(日本時間11日)のレンジャーズ戦で、加入後初のセーブ失敗を喫した。 原因の一つと考えられるのが、球速の低下だ。この試合はキャリア6度目となる、フォーシームの平均球速95.5マイル(約153.7キロ)以下を記録(5球以上投げた試合)。さらに今季6登板の平均球速は95.8マイル(約154.2キロ)で、昨季の97.2マイル(約156.4キロ)から1.4マイル(約2.2キロ)低下している。
マンシー、サヨナラアーチで締め括った1試合3HR
【レンジャーズ7-8xドジャース】ロサンゼルス/ドジャースタジアム、4月10日(日本時間11日) 現在のドジャースで、マックス・マンシーより長くチームに在籍している選手はいない。そして歴代のドジャースで彼より多くの本塁打を記録しているのは、わずか5人のみである。 ドジャースタジアムで行われたレンジャーズとのシリーズ初戦で、マンシーはサヨナラの一発を含む3本塁打を放ち、8-7の勝利を演出。ドジャースはMLB最速で10勝に到達した。
大谷再び記録更新 イチロー氏を超える44試合連続出塁達成
大谷翔平は野球界で”常識”とされてきたものを塗り替えながら、所属した球団、そしてメジャーリーグ全体の記録を書き換え続けている。 同時にメジャーでプレーした日本出身選手の中でも、最も偉大な選手の一人としての存在感をさらに際立たせている。
べシア、昨季出場かなわなかったブルージェイズ戦で魂の登板
ドジャースのアレックス・べシアはいつもマウンドで感情を表に出す。それがオープン戦でも、10月のポストシーズンであろうと。
史上初の初球チャレンジ? 大谷が第1球にABSチャレンジ
大谷翔平(31)は、ジョージ・スプリンガー(36)への初球にストライクゾーンの下に外れるシンカーを投じた。二刀流スターの手が帽子の後ろにいくと、それと同調するように、ホームプレートの後方で捕手のウィル・スミス(31)が頭を叩き、投球に対してチャレンジを要求した。 これにより、8日(日本時間9日)にトロントで行われたシリーズ最終戦で最初のABS(自動ボール・ストライク判定システム)のチャレンジが始まった。ドジャースの投手が投じた正真正銘の第1球での出来事だった。球審のダン・ベリーによる当初のボールという判定が正しく、スコアボードのグラフィックには、投球がストライクゾーンから1.9インチ(約4.8センチ)外れていたことが示された。 ABSチャレンジ・システムが導入されて以降、試合の初球がチャレンジの対象となったのはこれが初めてのことだった。
二刀流・大谷、イチロー氏に並ぶ連続出塁記録&6回1失点好投
【ドジャース3-4ブルージェイズ】トロント/ロジャースセンター、4月8日(日本時間9日) ワールドシリーズ第7戦で印象に残っているシーンは、試合終盤の攻防だろう。ミゲル・ロハスの同点本塁打、山本由伸の中0日登板、ウィル・スミスの勝ち越し本塁打、そして連覇を決めたムーキー・ベッツのダブルプレー。 しかしすべては、大谷翔平がマウンドに上がった場面から始まった。中3日での登板はメジャーキャリアで2度目。しかし、大谷はボー・ビシェットに3ランを浴び、2回1/3で降板した。最終的に勝利したが、デーブ・ロバーツ監督はこの試合が大谷にとって特別なモチベーションになるのではないかと語った。 「本人は認めないかもしれないが、選手というのは常に(闘志を燃やすための)何かしらの”燃料”を探している。前回のここでの登板は、決して納得のいくものではなかった。結果そのものを今さら悔やんでいるわけではないだろうが、それが今回の登板に向けた大きなモチベーションになっているはずだ」
ロハスが父の死を悼む、ブルージェイズ戦のスタメンに復帰
父親の急死により、直前に出場を回避してから1日。ベテラン内野手のミゲル・ロハス(37)は、8日(日本時間9日)に行われたブルージェイズとのシリーズ最終戦でスタメンに復帰した。 7日(日本時間8日)の時点では、デーブ・ロバーツ(53)監督は、ロハスが試合に出るどころか、遠征の残りの日程に帯同し続けるかどうかも分からないとしていた。しかし、ロハスはその日の夜に監督を訪れ、家族やチームメートにとっても意味のあることだとして、シリーズ最終戦への出場志望を伝えた。 8日(日本時間9日)、ロハスは次のように語った。 「昨日は出場したかったのですが、フレディ(フリーマン)とドック(ロバーツ監督)に止められました。試合に出続けて集中力を保つのが難しいと、分かっていたからです。でも、私には常に信念があります。家族は私を育て、私が野球選手になるために人生のすべてを捧げてくれました。これこそが、家族が私に望んでいることです。毎日球場に現れ、チームメートを失望させないことにどれほどの誇りを持っているか、家族は知っています」 ベネズエラでは8日(日本時間9日)、ロハスの父親の葬儀が行われた。家族とともに過ごすためにチームを離れるかどうか、ロハスは明言を避けている。球団はどのような決断も支持する姿勢だ。 ロバーツは「忌引休暇を取ることになるだろうと思っている。ただ、ベネズエラにもマイアミにも家族がいる。本人の判断に任せている」と語った。