ドジャースは11日(日本時間12日)、右腕リリーバーのエバン・フィリップスと1年総額650万ドル(約9億9000万円)で再契約した。なお、メジャーリーグ登録40人枠を空けるため、直近でレッズからウェーバーで獲得していた捕手ベン・ロートベットをDFA(事実上の戦力外)とした。31歳のフィリップスは昨年11月、ドジャースからノンテンダー(契約提示なし)となっていた。
フィリップスは、2015年のMLBドラフトでブレーブスから17巡目指名を受け、その後2021年シーズン中にウェーバーでドジャースへ加入。ここ数シーズン、勝負どころを任される信頼厚い救援投手の一人だったが、2025年6月にトミー・ジョン手術を受けており、復帰は2026年後半になる見込みだ。オフシーズン開始時点ではリハビリは順調ですでに投球プログラムも開始していた。
ドジャースはノンテンダーとした時点から、再契約に関心があることを明確にしていた。フィリップスは2021年から25年までの5年間で通算201試合に登板し、防御率2.22、45セーブを記録。ただし昨季は右肩回旋筋腱板の損傷および右肘の炎症により手術を受け、登板は7試合にとどまった。
今オフ、ドジャースはクローザーのエドウィン・ディアスを3年総額6900万ドル(約103億5000万円)で獲得。さらに、ドジャースで2年目のシーズンを迎えるタナー・スコットが復調することも期待しており、ブルペンは昨年より強化されている。フィリップスがシーズン途中で復帰すれば、3連覇を目指すチームにとって、さらなる補強となる。
一方、28歳のロートベットは6日(日本時間7日)、レッズからウェーバーで獲得された。2025年後半はドジャース傘下でプレーし、9月にはウィル・スミスとダルトン・ラッシングが負傷離脱したことで正捕手を務めた。
マイナーオプションが残っていないため、40人枠に長く留まる可能性は高くなかったが、もし他球団が獲得せずにウェーバーを通過すれば、信頼できる控え捕手として球団内に残すことも可能だ。
