ドジャースのオープン戦開幕!注目ポイント4つ

February 20th, 2026

2連覇中の王者のスプリングトレーニングが本格的に始まる。ドジャースは、20日(日本時間21日)にエンゼルスと対戦し、カクタスリーグ初戦を迎える。山本由伸、大谷翔平、ウィル・スミス、テオスカー・ヘルナンデス、アンディ・パヘスら主力数人が出場予定だ。翌日には、カイル・タッカーがパドレス戦でドジャースデビューを果たす見込みだ。

ワールドベースボールクラシック(WBC)出場組は短縮日程、その他の選手は通常日程のキャンプとなる中、ドジャースには注目の話題が数多くある。カクタスリーグ開幕にあたり、最大の見どころを挙げる。

二塁は誰が守るのか

ユーティリティのトミー・エドマンが開幕戦を欠場することが確定し、二塁の状況は流動的だ。ミゲル・ロハスが務める可能性が高いが、ドジャースはこの春を活用して、プラトーン起用が可能な左打者を見つけることができるかもしれない。

これは金慧成(キム・ヘソン)とアレックス・フリーランドにとって貴重な機会となる。KBOで活躍後、メジャー2年目を迎える金慧成は守備力に定評がある一方、打撃には課題が残る。昨季MLBパイプラインでドジャースの有望株4位だったフリーランドは将来性を示したが、短いメジャーでの期間では打撃が振るわなかった。

キムはWBC韓国代表へ合流するため、オープン戦では、フリーランドをより多く起用できるだろう。フリーランドがその機会をつかむ可能性もあるが、汎用性の高い金慧成がエドマンの穴を埋めるかもしれない。

ABS戦略

ドジャースは昨春にも、ABS(自動ボール・ストライク判定チャレンジシステム)を経験しているが、今季はレギュラーシーズンにも導入されるため、明確な戦略を固める必要がある。

試合開始前の段階で、デーブ・ロバーツ監督は捕手によるチャレンジには前向きだと語った。また、一部の打者もこのシステムを有効活用できると考えているが、投手に関しては不透明な部分が多い。

「絶対的なルールを設けるわけではない」とロバーツ監督は20日に語った。

「ただ、捕手の方が投手よりも正確に判断できると思っている。でも、もし投手がチャレンジするなら、正しいと信じたい。もちろん正しくないと困るけどね」

先発ローテーションの構成

ドジャースが想定する6人制ローテーションは間違いなく強力な陣容となるが、開幕に向けては大きな疑問が2つある。ブレイク・スネルは開幕に間に合うのか、そして大谷翔平はどこまで投球数を伸ばせるのか、である。

スネルは約90フィート(約27メートル)までのキャッチボールを行っているが、現時点でレギュラーシーズン開幕に間に合わせるのは難しいとみられる。代役として有力なのはジャスティン・ロブレスキーで、ギャビン・ストーン、リバー・ライアン、ランドン・ナックも候補に挙がっている。

大谷は先発ローテーション入りでの開幕を想定しているが、WBCでは打者としてのみ出場するため、投手としての調整期間は限られている。シーズン序盤のオフを活用すれば、ドジャースは最初は5人制で回し、6人制が必要になってからは、例えばロブレスキーを大谷の後にロングリリーフとして起用し、段階的にコンディションを整えていく方法もある。

ブルペンの残り枠を掴むのは?

ローテーションが固まれば、開幕時のブルペン陣も明確になる。ロブレスキーはリリーフとしての起用も可能なため、もし先発でシーズンを始めれば、救援にもう1枠空くことになる。

現時点でブルペン入りが確実とみられるのはエドウィン・ディアス、タナー・スコット、ブレイク・トライネン、アレックス・ベシアの4名。

ブロック・スチュワート、ブルスダー・グラテロル、エバン・フィリップスは開幕時に負傷者リスト入りする見込みだ。残る4枠を争う有力候補は、ベン・カスパリウス、ジャック・ドレイヤー、エドガルド・エンリケス、カイル・ハート、ウィル・クライン、ローナン・コップ、そしてロブレスキーだ。