ドジャースがレギュラーシーズンで5試合連続で本塁打を記録できなかったのは、10年以上前のことだ。しかし、ワールドシリーズ2連覇中の王者はオープン戦5試合を終えて無敗だったが、まだ本塁打が出ていなかった。
誰も長打不足を心配していたわけではない。今はオープン戦であり、本番に向けた準備以上の意味を持つ試合はない。
しかし、ついに本塁打なしの連続試合記録が途切れた。しかも、ドジャースの昨季最後の本塁打を放った打者から生まれた。ウィル・スミス(30)が、ホワイトソックスに7-6で勝利した試合の五回に同点ソロを放ち、チームの第1号で沈黙を破った。
スミスが前回放った本塁打は、この日の一発よりもはるかに大きな意味を持っていた。ワールドシリーズ第7戦の延長11回にシェーン・ビーバーから放った本塁打が決勝点となり、四半世紀ぶりとなる連覇を決めた。
それでも、スミスがオープン戦初の本塁打を放ったことは、ある意味でふさわしかった。
デーブ・ロバーツ監督は「昨季最後とことし最初の本塁打を放った選手ということになる。ふさわしいことだと思う。スミスは良いプレーをしているし(ワールドベースボールクラシック、WBC)米国代表に合流したらさびしくなる選手の1人だ」と語った。
スミスが本塁打を放ち、打線が勢いづいた。1イニング後、招待選手のケストン・ヒウラとキム・ヘソンが2者連続本塁打を放ち、ドジャースが再びリードを奪った。チームはまだ無敗だ。
ドジャースはすでに主力を欠いてプレーしており、まもなく他の主力選手もチームを離れる。大谷翔平(31)は、WBCに向けて最初にチームを離れた。キムは26日夜に出発し、山本由伸(27)も27日午後の先発登板後に出発する。スミスとエドウィン・ディアス投手(31)は、今週末以降に離脱する予定だ。さらに、チームはムーキー・ベッツをまだ起用していない。ベッツはゆっくりと調整を進めており、オープン戦にはまだ出場していない。
言うまでもなく、ドジャースはオープン戦での勝利を目指しているわけではない。この時期に長打が出ていないことも気にしていない。それでも、この早い段階でうまくいっていることには満足している。
ロバーツ監督は「選手たちは良い打席を送っている。バットもしっかり振れている。打席の質について話してきたが、現在の取り組みには満足している。守備でも選手たちは実力を発揮している。開幕からチームに残る予定の投手陣は、きょう全員が良い投球をした。それは喜ばしいことだ。チームはまとまりつつある」と語った。
