38歳チャプマン、規定投球回到達で契約を更新

August 16th, 2026

アロルディス・チャップマンは15日、九回を無失点に抑えてパイレーツ戦の4-0の勝利を締めくくった。しかし、別の意味で今季最も重要な登板の一つとなった。

この1イニングでチャップマンの今季投球回が40イニングを超え、来季契約の自動更新条件を満たした。シーズン終了後の身体検査をクリアすれば、ベテラン左腕は来季もレッドソックスに所属し、1300万ドル(約19億5000万円)を受け取る。

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この自動更新オプションは、チャップマンとレッドソックスが昨年9月に合意した契約延長に盛り込まれていた。

「気分はいい。この球団で築いてきた人間関係や、チームメート、スタッフとの関係にも居心地の良さを感じている。ここでの日々は素晴らしい。自分の家にいるような感覚だ」とチャップマンは語った。

レンジャーズとパイレーツで過ごした数シーズンでは衰えが見え、もはやクローザーを任せられないとも思われていた。そうしたなかで2024年12月にレッドソックスへ加入。決して注目度は高くなかったが、本来の調子を取り戻し、キャリアでも屈指の支配的な投球をみせている。

来季契約のために必要な投球回数をピッツバーグで達成したのも巡り合わせだ。チャップマンが自信を取り戻し始めた2024シーズン終盤は、パイレーツに在籍していたときだったからだ。

「あの年が終わった後、ピッツバーグに戻るという話がたくさんあった。残念ながら、これはビジネスだから、最終的にそうはならなかった。その後、ボストンでクローザーの座を争う機会をもらい、その役割を勝ち取ることができた。それからは試合を締めるという自分の仕事をやり続けてきた。それが、この2年間で結果を残せている理由だと思う」とチャップマンは語った。

38歳の守護神は、ボストンでの2シーズンで見事な投球を続けている。2025年は61回1/3を投げて防御率1.17を記録し、2026年も40回2/3で防御率1.99。今季の27セーブはメジャー6位タイで、通算セーブ数は394に到達した。チャップマンは歴代セーブランキングで9位につけている。

「彼について尋ねられると、いつも行き着くのは、準備の質が並外れて高いということだ。苦手なことがあれば、それをできるようになろうとするし、その方法を自ら考え出す。その点が本当に素晴らしい」とレッドソックスのチャド・トレーシー暫定監督は語った。

高い水準で投げ続けるため、人目につかないところで毎日汗を流す姿からも、チャップマンが野球を愛することが伝わってくる。

「今、最も重視しているのは健康を維持することだ。試合を欠場したり、負傷者リストに入ったりしないよう、必要なことに取り組んでいる。それには誇りを持っている。このキャリアでも投げ続けるためには、健康を保ち、グラウンドに立ち続けるために必要なことに取り組むだけだよ」とチャップマンは語った。