【エンゼルス9-11アストロズ】ヒューストン/ダイキンパーク、3月28日(日本時間29日)
アストロズは開幕0勝3敗スタートが現実味を帯びていた。ホームで迎えたエンゼルスとの3連戦の最初の2試合を落とし、この日も五回まで6点差を付けられていた。
しかし、早々に球場を後にした一部のファンは、その後に起きた歴史的な逆転劇を見逃すこととなった。
アストロズは五、六回の2イニングで計11得点を挙げ、6点差を一気にひっくり返した。特に六回は2死から8得点を挙げ、今季初勝利。6点差からの逆転は2025年の最大逆転と並ぶものだった。
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また、六回の8得点は、昨年7月4日に敵地でドジャース相手に1イニングで10得点(この時も奇しくも六回だった)を記録して以来、最多となる同一イニングでの得点だった。
五回にアイザック・パレデスが2点二塁打を放って反撃を開始し、その後カルロス・コレアの適時打で生還して6-3と差を縮めた。六回にはエンゼルスの送球エラー2つ、四球2つに暴投も絡み、一気に流れが傾いた。
「今シーズン初勝利を挙げられて、本当に嬉しいよ。最高の逆転劇だったし、最初の白星をつかめたのは大きい」とパレデスは語った。
アストロズのジョー・エスパーダ監督もそのパレデスの今季初安打に関して「あれは大きな一打だった。右投手が来るかと思っていたが、パレデスは(先発の)デトマーズに対していいスイングをしてくれた。あの一打がチームに火をつけた」
開幕2試合で得点圏14打数1安打だったアストロズだったが、この日は別チームのように勝負強さを発揮。得点圏で20打数7安打を記録した。コレアの捕手前への内野安打でジョーイ・ロパーフィードが生還し、さらに捕手ローガン・オホッピーの送球エラーでヨーダン・アルバレスも同点のホームを踏んだ。
アストロズの攻撃はここで終わらなかった。
「得点圏にランナーを置いた場面で、相手に球数を投げさせて自分たちのプランを貫き通せた。ピッチャーに主導権を握らせず、じっくり待つ。これこそが自分たちの本来の打撃だよ。相手が苦しんでいるところで、それに乗じて畳みかける。今日は重要なヒットが何本も出たね」
クリスチャン・ウォーカーのライナーが二塁手オズワルド・ペラザのグラブを弾いて適時打を放ちスコアは7-6に。アストロズは今季初のリードを奪った。
「こういうのをずっと求めていた。チームの中にその力があるのは分かってたしね。(前日の試合も)鋭い打球はたくさん飛ばしていたし、芯でも捉えていた。少し運が悪かっただけさ。最後まで粘り強く戦ったみんなを誇りに思うよ」とウォーカーは語る。
「こういう風に逆転できる時はいつだって、ものすごい勢いがつく。序盤に大量得点しなくても、終盤に盛り返せるって自分たちで証明できたのは大きい。俺たちはいいラインナップだし、それを信じれば信じるほど、結果はついてくるはずさ」
さらにヤイネル・ディアスの右前適時打で2点を追加し、続くジェイク・マイヤーズが右翼手ジョー・アデルのグラブを弾くフェンス際の2点二塁打を放ち、11-6と突き放した。
「(自分たちに力があることは)みんな分かっていたと思うけど、やっぱり結果が出ると嬉しい。まずは最初の1勝を挙げられたから、明日からはこれを継続していかないといけない」とマイヤーズは語った。
