【カブス7-1レンジャース】テキサス/グローブライフフィールド、5月8日(日本時間9日)
この日、試合前の投手ミーティングで、カブスの投手コーチ、トミー・ホットビーはここ数日のリリーフ陣の登板状況を記したカードを掲げた。レッズとの接戦続きのシリーズを終え、24日間で23試合という過密日程を戦った投手陣は限界まで酷使されていた。
「カードは真っ赤だった。だから彼らに『これほど誇りに思ったことはない』と伝えたんだ」とホットビーは語った。
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カブス投手陣はまさに”リレー”という言葉がよく似合う。カブスは投手運用に頭を悩ませながらも10連勝を達成した。
ベテラン左腕マシュー・ボイドが、自宅で子どもと遊んでいる際の不運な負傷により左膝手術を受け、6週間離脱することになった。そのため右腕ベン・ブラウンをブルペンから先発へ回すと、この日、ブラウンは4回無安打の好投で期待に応え、勝利への流れを作った。
この23試合の間に、カブスは実際に2度の10連勝を記録している。同一シーズンに10連勝以上を2度達成したのは1935年以来初めて。球団史に詳しいエド・ハーティグによれば、この偉業は球団史上わずか7度しか達成されていない(1910年、1906年、1886年、1885年、1880年も含む)。
また、記録会社エライアス・スポーツ・ビューローによれば、シーズン40試合未満の時点で10連勝以上を複数回記録したのは、1955年ドジャース、1941年カージナルス、1889年セントルイス・ブラウンズ、1880年シカゴ・ホワイトストッキングスに続き、カブスが史上5チーム目となる。
ブラウンはこれまでロングリリーフとして活躍し、12登板中10試合で2イニング以上を投げて信頼を勝ち取ってきた。ボイドの離脱を受け、カブスはブラウンの球数を慎重に増やしながら先発調整を進める方針だ。この日の好投で防御率は1.82まで改善した。
4イニングの中で唯一の走者は、二回2死からジョク・ピーダーソンに与えた四球のみ。6つのアウトをゴロで奪い、3三振を記録し、46球で4イニングを投げ切った。
この好投に打線も応えた。イアン・ハップが初回に適時打を放ち、自己最長の29試合連続出塁を記録。四回には鈴木誠也が今季7号となる2ランを放ち、リードを広げた。さらに六回から七回にかけてカル・クアントリルを攻め立て、最後はマイケル・ブッシュの3点二塁打で試合を決定づけた。
