コントレラスの三振後に緊迫、両軍が飛び出す乱闘騒ぎ

July 1st, 2026

ナショナルズの右腕ケイド・カバリ(27)が30日(日本時間7月1日)の夜、フェンウェイパークで四回の2死を奪う際、レッドソックスのウィルソン・コントレラス一塁手(34)をカウント3ボール2ストライクからスイーパーで見逃し三振に仕留め、「座っていろ」と叫んだ。

コントレラスは日頃から闘志を燃やしてプレーしており、最近は特にその傾向が強い。同選手は「俺に言っているのか」と言い返したように見えた。

その後、コントレラスはカバリに向かって歩み寄り、両軍がベンチから飛び出す乱闘騒ぎとなった。コントレラスはカバリの元へ到達できなかったものの、ナショナルズのエースの方向へヘルメットを投げつけた。

小競り合いは続いたものの、殴り合いには発展せず、試合は約11分間中断した。

一方で、コントレラスは2夜連続の退場処分を受けた。今回、同選手に加えて他のメンバーも退場となっている。試合に出場していなかったレッドソックスのユーティリティー選手であるネイト・イートン(29)が、チャド・トレーシー監督代行(45)とともに退場を宣告された。

ナショナルズ側では、29日(同30日)の夜に先発登板した右腕のマイルズ・マイコラス(37)が唯一退場処分を受けた。4人の退場処分はすべて、責任審判で二塁塁審のビック・カラパザが宣告した。

コントレラスは6日前に母国ベネズエラで発生した地震に動揺していると語っており、同選手にとって目まぐるしい数日間となっている。

地震発生後最初の試合となった26日(同27日)のヤンキース戦で、コントレラスは右腕ウィル・ウォーレン(27)からの内角への投球に腹を立て、短時間の乱闘騒ぎを引き起こしている。

そして、この日の出来事へとつながる。一回にコントレラスが3ランを放った際、体中のすべての感情を爆発させた。

バットを高く投げ上げ、ダイヤモンドを回り始めると同時に、ダグアウトに向かって「ベネズエラ!」と叫んだ。コントレラスはベンチに戻ると数分間にわたり涙を流し、コーチやチームメートから慰められた。

二回、ハーフスイングでアウトと判定された後、コントレラスは塁審に向かってABS(自動ボール・ストライク判定システム)へのチャレンジを要求するかのように、皮肉交じりにヘルメットを軽く叩いた。そして一塁塁審のニック・レンツ(36)から退場を宣告された。

29日(同30日)の試合後、コントレラスはベネズエラの惨状を考えるとき、今は気持ちを切り替えるスイッチがほとんどないと認めた。また、救済活動を手伝うために現地にいられないことに罪悪感を抱いている事実も明かした。

「ベネズエラへの思いが消えることはない。しかし、同時にここでの責任があることも分かっているし、結果を残すことが私の仕事だ。チームのため、チームメートのためにそこにいて、助けになるよう全力を尽くす。そのことは頭の中で明確になっている。ただ、やはり私の母国なので心が痛む」

コントレラスはキャリアで11度目の退場処分だった。2夜連続でアンドル・モナステリオ(29)が一塁の守備に就いた。