ドジャース、スネルの復帰に向けて慎重姿勢

May 11th, 2025

ブレイク・スネルの復帰はまだ長引きそうだ。この遠征期間中にキャッチボールを再開する予定だったが、左肩の違和感により断念。慎重に様子を見ながらの復帰となっている。

同じく右肩の炎症により15日間の負傷者リスト(IL)に入っている右腕タイラー・グラスノーとともに、スネルは月曜日にチームドクターの診察を受ける予定。デーブ・ロバーツ監督は、「スネルが投球を再開する前に、診察を受けるのがベストだと判断した」と語った。

なお、グラスノーは週末にキャッチボールを開始しており、ロバーツ監督によると、肩の痛みなどは特に残っていないという。

スネルが4月6日にILに登録された当初、ドジャースは軽症で短期間の離脱にとどまると楽観的な見方を示していた。しかし、現在では懸念がやや高まっており、その度合いについては依然として不透明となっている。

ロバーツ監督は「診察後により明確な回答ができると思う」とコメントした。

スネルはIL入り後、1週間の投球停止期間を経てキャッチボールを再開。ブルペン投球を行える段階まで復帰が進み、4月23日のシカゴ遠征中には再度のブルペン投球を予定していたが、前日のキャッチボール後に体調を崩したため、そのセッションは中止となった。

その後、スネルは肩への鎮痛注射を受け、チームと共にアトランタ、マイアミ、フェニックスへの遠征に同行。マーリンズとの三連戦中にキャッチボールを再開する見込みだったが、体調不良を理由に投球は見送られた。

スネルは離脱前、2試合の登板で防御率2.00という好成績を記録。今オフにドジャースと5年総額1億8200万ドル(約280億円)の大型契約で加入している。