終盤にトライネン&べシアの救援陣が崩れ、スイープならず

August 11th, 2025

ドジャース4-5ブルージェイズ】ロサンゼルス/ドジャースタジアム、8月10日(日本時間11日)

「終盤、僅差のリードを託せる投手は誰か」

デーブ・ロバーツ監督にとって、今季はこれが悩みの種になっている。

今オフにドジャースは強力なブルペンを構築したが、勝負どころを任せられる複数の投手が負傷で長期離脱している。シーズン終盤に復帰する見込みもあるため、トレード期限前には正クローザーの補強を見送った。

しかしブルージェイズとのシリーズ最終戦では終盤に二度の重要局面で切り札を投入したが、いずれも無失点で切り抜けられなかった。八回にブレイク・トライネンが2失点で逆転を許すと、九回にはアレックス・ベシアが勝ち越し弾を浴び、5-4で敗戦し、スイープを逃した。

「絶対に落とせない試合だった。(グラスノーが)素晴らしい投球をしてくれたのに。相手も投手全員を使い切っていた。われわれは何度も好機を作ったが、勝てなかったのが悔しい」

タナー・スコット、カービー・イェーツ、マイケル・コペックが負傷者リスト入り(8月末復帰見込み)という状況で、トライネンとベシアが最有力の勝ちパターンになっている。しかしトレイネンは右前腕の故障から復帰後も本調子ではなく、ベシアも直近2試合連続で黒星を喫した。

トライネンは1点リードの八回、ゲレーロJr.とバージャーに連続被弾。「甘い球を打ち損じてくれることもあるが、きょうは代償を払った」と悔しさを語った。復帰後5試合で3回2/3を投げ8安打4四球3失点。四球が課題だが、本人は「きょうの登板以外は内容に手応えがある」と話す。

九回に登板したベシアは、初球スライダーをクレメントに勝ち越し弾にされ、「低めに投げたつもりだったが、うまく拾われた」と悔しそうな表情で語った。

打線も終盤に粘り、八回にフリーマンが押し出し四球で同点にしたが、代打コンフォートが凡退。九回には、初回に41号弾を放った大谷翔平に期待がかかったが、1死満塁で三振すると、続くベッツも凡打で敗退。最後の2イニングで7四球を選びながら、今季最多の16残塁で試合終了した。

「ブルペンからの登板はやりがいがあるが、仕事をやり遂げられなかったのが悔しい」とベシアは肩を落とした。