オフシーズンは、11月初旬までプレーする選手たちにとってあっという間にやってくる。6日にトロントで、ロス・アトキンスGMとマーク・シャピロ会長兼CEOが会見に応じ、昨シーズンを振り返るとともに、今後の展望について語った。
特に印象的だったのは7つの発言だ。
1. ビシェットは遊撃手での起用も
「はい」
アトキンスGMは、ボー・ビシェットが強く遊撃手としてプレーしたいと希望した場合、チームがそのポジションを用意するかとの質問に、こう答えた。
ワールドシリーズではセカンドでプレーしたビシェットだが、長期的なポジションについてはまだ議論の余地がある。チームとしては、ビシェットが長期的にここでプレーしたいと繰り返し語っていることを考慮しており、希望があれば交渉材料のひとつになる。とはいえ、アンドレス・ヒメネスは守備に優れた遊撃手であり、ビシェットをセカンドで起用するメリットも大きい。
2. ホフマンは柔軟な戦力
「ジェフの素晴らしい点は、特定の役割に固執していないことだ。チーム全体の結束を体現しており、チームにとって最善のことなら何でも受け入れる姿勢だ」
アトキンスGMは、2026年のクローザー候補としてホフマンを評価した。ただし、ホフマンは2025年のレギュラーシーズンで68イニングを投げ、4.37ERAで15本の本塁打を許しており、クローザー起用はまだ議論の余地がある。
3. バーランドは先発転向も選択肢
「先発としての才能、耐久性、運動能力、マインドセットがあると思う。彼と相談したい」
トレードデッドラインで加入したルイス・バーランドの先発転向の可能性に言及。先発経験はあるものの、ブルペンで見せる速球と変化球の威力を考えると、どの起用が最適かは今後の重要な議題となる。
4. 先発投手市場は好条件
「フリーエージェント市場、先発投手市場には手応えを感じている。例年よりも良い状況だ。トレードもすでに動き始めている」
今オフはフランバー・バルデス、ディラン・シース、今井達也らが市場をリード。ブルージェイズは2026年シーズン後にケビン・ゴーズマンやシェーン・ビーバーを失う可能性があり、ホセ・ベリオスもオプトアウト可能だ。先発陣の補強は、再び重要なテーマとなる。
5. イェサベージの投球数調整
「投球数の面で良い状態にあるが、再びワールドシリーズを目指すなら、調整が必要かもしれない」
トレイ・イェサベージには来季大きな期待がかかる。昨季は139 2/3イニングを投げたが、シーズン中に負荷を調整して成長を促すことが望ましい。
6. ティードマンは通常通りスプリングトレーニング
「ティードマンは通常のスプリングトレーニングを行う」
トミー・ジョン手術から復帰する23歳のリッキー・ティードマンは、先発起用には時間がかかるが、短いイニングなら即戦力として貢献できる可能性がある。
7. 2026年の給与について
「これまで受けてきた前例のないレベルのサポートは、今後も減らないだろう」
シャピロ会長兼CEOは2026年の給与について言及。ワールドシリーズ進出による収益やテレビ視聴率の好調もあり、チームの給与規模はさらに拡大する可能性が高い。
ブルージェイズは、柔軟性と戦略的投資を軸に、再びワールドシリーズ制覇を目指す冬を迎えることになる。
