ゲレーロに待望の一発&岡本が球団新人打点記録更新で快勝

It’s been 14 years since the Blue Jays last hit three consecutive home runs

September 13th, 2026

オリオールズ1-8ブルージェイズ】トロント/ロジャーズセンター、9月13日(日本時間9月14日)

昨日までとは別のチームのようだった。

ブラディミール・ゲレーロJr.が、ロジャーズセンターで本塁打を放つ姿を見れば、もう一度このチームを信じたくなる。

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この日の勝利から重要なポイントを4つ紹介する。

1.主砲に待望の一打

ゲレーロ、ブルージェイズ、そしてファンが待ち望んだ瞬間が訪れた。2026年、東西各地で本塁打を放ち期待を抱かせてきたが、本拠地トロントでは一本も出ていなかった。ロジャーズセンターはシーズンを通じて、主砲の一発を待っていた。

ゲレーロが18試合で8本塁打を放ちチームを牽引した2025年ポストシーズン以来の光景だ。2026年シーズンの289打席目、チームにとって150試合目。総額5億ドルの男が本塁打を放つ姿は久々で、レギュラーシーズンの本拠地での一発は2025年8月17日以来となった。

この日は第2打席で右中間フェンス直撃の二塁打をマーク。約397フィート(約121.0メートル)を記録しつつも風で押し戻され、わずかにフェンスを超えることはできなかった。

不運も跳ね除け、ついに主砲に一発が生まれた。ラストスパートの準備は整った。

2.ア・リーグのワイルドカード争い

この勝利でブルージェイズはガーディアンズとのゲーム差を0.5に縮めた。ガーディアンズは現在、ツインズとの3連戦最終戦を戦っている。ガーディアンズが勝てば、ブルージェイズは最後のワイルドカード枠まで1ゲーム差のままとなる。ただし、直接対決で勝ち越しているためタイブレーカーを握っており、実際の差は数字以上に小さい。

またこの日の結果により、ア・リーグのワイルドカード争いでオリオールズがブルージェイズから3ゲーム差に後退したことも大きい。ブルージェイズが敗れていれば1ゲーム差に詰め寄られる上、翌週には敵地で再び3連戦が控えている。オリオールズはレンジャーズとともに依然として脅威だが、今回の直接対決を制したことで、ポストシーズンに向け間違いなく一歩リードすることができた。

もう一つ注意したいのが、ア・リーグ中地区の首位争いだ。ガーディアンズは首位ホワイトソックスを1.5ゲーム差で追っている。ブルージェイズはホワイトソックスに対してタイブレーカーを持っていないため、ガーディアンズとは条件が異なる。

3. 3者連続

両チームの最初の得点は、外野の浅い位置に落ちる当たりから生まれ、どこか棚ぼたのようにも感じられた。しかし五回のブルージェイズの攻撃は、正真正銘のパワーで掴み取ったものだった。

ジョージ・スプリンガーが右翼へ今季15号となる勝ち越し本塁打を放つと、ゲレーロが試合の流れを変える一発で追加点。最後は、岡本和真が左翼への32号を叩き込み3者連続とした。日本人スラッガーは球団の新人最多本塁打記録を更新し続けている。さらに、この一発で今季85打点とし、2002年に84打点を挙げたエリック・ヒンスキーを抜いて球団新人最多打点も更新した。

ブルージェイズの3者連続本塁打は14年ぶり。前回は2012年6月9日のブルワーズ戦で、コルビー・ラスマス、ホセ・バティスタ、エドウィン・エンカーナシオンが達成していた。

4. 若手剛腕が帰還か

同日午前11時ごろ、トレイ・イェサベージはユニホーム姿でブルージェイズのダグアウトから軽快に飛び出し、左翼へ向かった。ウォーミングアップを終えるとブルペンへ移動し、投手コーチ陣が見守る中で投球を行った。今週後半のリハビリ登板へ進む前の、最後の調整だったとみられている。

投球後には内野へ移動し、守備練習もこなした。イェサベージは8月上旬に左膝の半月板を修復する手術を受けており、マウンドから投げることだけでなく、フィールド上で動き回れるかどうかは、非常に大きなステップだ。翌日の体の反応が重要になるものの、少なくとも見た限りでは問題なかった。

あくまで理想的な展開ではあるが、今週後半、おそらく3Aバファローで登板できれば、早ければ翌週のオリオールズ戦で復帰する可能性がある。その3連戦の後半になるにせよ、本拠地で行われるレッズとのレギュラーシーズン最終カードになるにせよ、3~4回を投げる可能性は十分にあり得る。