ジェイズ、主軸ボー・ビシェットにクオリファイングオファー提示

November 6th, 2025

ブルージェイズは6日(日本時間7日)、スター遊撃手ボー・ビシェットに対し、2026年シーズンのクオリファイングオファー(単年契約提示)を提示したと発表した。

2026年のクオリファイングオファー額は 2202万5000ドル(約34億円)。ビシェットはこのオファーを受け入れてトロントに残留するか、拒否してフリーエージェント(FA)になるかを選べる。拒否して他球団と契約した場合、ブルージェイズはドラフト指名権で補償を受けられる。2012年の制度導入以降、オファーを受け入れた選手はわずか14人にとどまる。

メジャー7年間すべてをトロントで過ごしたビシェットは、2度のオールスター出場経験を持ち、ア・リーグで2度安打数でトップに輝いた。27歳のビシェットは、2025年シーズンに139試合で打率.311、18本塁打、94打点、OPS.840を記録している。

シーズン終盤は左膝捻挫で9月の大半と地区シリーズ(ALDS)およびリーグ優勝決定シリーズ(ALCS)を欠場したが、ワールドシリーズには復帰。第7戦では大谷翔平から3ラン本塁打を放つなど、ワールドシリーズでは23打数8安打、打率.348を記録した。

2026年に28歳を迎えるビシェットは、今オフのFAを選択すれば、最有力の一人になると見込まれている。